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優駿牝馬(オークス)GI(2021年)データまとめ

データ提示条件
  • 天候は不問とする
  • 馬場状態は不問とする
  • 過去10年分のデータを提示

(データ分析)優駿牝馬(オークス)(GI)データまとめ

優駿牝馬(オークス)について

東京競馬場・芝2400mコースが舞台のGⅠ・3歳牝馬限定戦です。3歳牝馬“三冠競争”の2戦目となるレースで、オークスの優勝馬は「樫の女王」と通称で呼ばれることもあります。

過去3冠を達成した名牝は「1986年 メジロラモーヌ」「2003年 スティルインラブ」「2010年 アパパネ」「2012年 ジェンティルドンナ」「2018年 アーモンドアイ」「2020年 デアリングタクト」が牝馬三冠を成し遂げています。

牝馬限定戦では最長距離となるレースで、当然スタミナは不可欠の要素ですが、混戦を断ち切る勝負強さも必要な一戦です。

 

それでは、優駿牝馬(オークス)の各種データを見ていきましょう。

 

 

コースの特徴

まずは、優駿牝馬(オークス)が行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。

 

 

 

負担重量について

負担重量に関しては「定量 (55kg)」となっています。

 

 

【過去10年分】単勝人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1人気 5-2-1-2/10 50.0% 70.0% 80.0%
2人気 1-2-4-3/10 10.0% 30.0% 70.0%
3人気 2-0-1-7/10 20.0% 20.0% 30.0%
4人気 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
5人気 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
6人気 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
7人気 1-1-0-8/10 10.0% 20.0% 20.0%
8人気 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
9人気 1-0-1-8/10 10.0% 10.0% 20.0%
10人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
11人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
12人気 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
13人気 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
14人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
15人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
16人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
17人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
18人気 0-0-0-8/8 0.0% 0.0% 0.0%

【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【5-2-1-2】で昨年のデアリングタクトら最多5勝かつ近5年続けて勝利しており、連対率70.0%・複勝率80.0%と人気通りの高成績をおさめています。2人気は【1-2-4-3】で2014年ヌーヴォレコルトの1勝のみですが、複勝率70.0%と馬券内の信頼度は高いです。以下、3人気が2勝、7・9人気が各1勝ずつあげています。(9人気での勝利馬は2013年のメイショウマンボです)

3着以内馬はほぼ9人気以内におさまっていますが、一昨日は2着に12人気カレンブーケドール、昨年は3着に13人気ウインマイティーがそれぞれ激走しています。1・2人気は比較的安定していますが、伏兵の激走も目立つので、波乱のケースは十分に考えられるレースです。

 

 

【過去10年分】枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1-2-2-15/20 5.0% 15.0% 25.0%
4-0-1-13/18 22.2% 22.2% 27.8%
0-0-2-18/20 0.0% 0.0% 10.0%
0-0-1-19/20 0.0% 0.0% 5.0%
2-3-0-15/20 10.0% 25.0% 25.0%
0-0-1-19/20 0.0% 0.0% 5.0%
3-3-1-23/30 10.0% 20.0% 23.3%
0-2-2-26/30 0.0% 6.7% 13.3%

枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、内枠()の成績が優秀です。1コーナーまでの距離がやや短めで、距離ロスが少なく、内ラチ沿いでレースがしやすいことから、内枠の好走が多くなっているのではないでしょうか。2017年は枠の2頭によるワンツーだったこともありますので。内枠の馬は要注意と言えそうです。

なお、馬番別で見ると[6番]・[8番]・[11番]・[15番]は過去10年で一度も3着内に入っておらずかなりの不振傾向にあります。

また、東京芝2400m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。

 

 

 

【過去10年分】脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
先行 1-4-1-31/37 2.7% 13.5% 16.2%
差し 6-3-9-64/82 7.3% 11.0% 22.0%
追込 3-2-0-44/49 6.1% 10.2% 10.2%

狙っていきたい脚質は「差し馬」です。勝率・複勝率ともにトップの成績で最も馬券に絡みやすい脚質です。直線が長いため末脚勝負になる事が多く、差し馬が有利な傾向にあるようです。下の「前走上がり3F順位別成績」でも示しているように、上手く脚を溜めることができ、速い上がりを使える馬の成績は良いようですね。

 

 

【過去10年分】前走レース別成績

レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
桜花賞(GⅠ) 7-4-5-63/79 8.9% 13.9% 20.3%
忘れな草賞 3-0-1-7/11 27.3% 27.3% 36.4%
フローラS(GⅡ) 0-5-3-37/45 0.0% 11.1% 17.8%
スイートピーS 0-1-0-16/17 0.0% 5.9% 5.9%
その他のレース 0-0-1-25/26 0.0% 0.0% 3.8%

前走レース別成績で見ると、出走数最多の桜花賞組が【7-4-5-63】で2018年のアーモンドアイら最多の7勝をあげ、連対率13.9%・複勝率20.3%とまずまずの成績。この組は桜花賞時の人気に注目すべきで、1人気だった馬は【1-2-2-2】、2人気だった馬は【4-0-1-3】で優秀な成績をおさめています。ですが6人気以下となると、【0-0-1-41】で連対馬が出ておらず不振傾向にあります。

次に注目すべきはトップの成績を残している忘れな草賞組で【3-0-1-7】と好走率が高いです。この組の3着以内馬4頭はいずれも前走上がり3位以内で勝利をおさめていました。

トライアルのフローラS組は【0-5-3-37】で勝ち馬は出ていないものの、最も2着馬の多い結果となっています。この組の1着馬は【0-3-1-6】で複勝率40.0%、2着馬は【0-1-1-7】で複勝率22.2%。3〜5着馬は【0-1-1-13】で好走した2頭はともに3人気以内に支持されていました。なお、6着以下は【0-0-0-11】と不振傾向にあります。

 

 

【過去10年分】馬体重別成績

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
〜419kg 0-0-1-14/15 0.0% 0.0% 6.7%
420kg〜439kg 2-2-2-30/36 5.6% 11.1% 16.7%
440kg〜459kg 3-2-2-56/63 4.8% 7.9% 11.1%
460kg〜479kg 5-5-3-30/43 11.6% 23.3% 30.2%
480kg〜499kg 0-1-1-13/15 0.0% 6.7% 13.3%
500kg〜 0-0-1-5/6 0.0% 0.0% 16.7%

馬体重別成績で見ると、460kg〜479kgだった馬が【5-5-3-30】で2013年のメイショウマンボら最多の5勝をあげ、連対率23.3%・複勝率30.2%の好成績を残しています。昨年は1・3着馬(デアリングタクト466kgとウインマイティー474kg)がこれに該当しており、2011年を除いて毎年1頭は3着以内に入っています。そして、勝ち馬10頭は全て420kg〜479kgの範囲におさまっています。

なお、〜419kgの軽量馬は【0-0-1-14】、480kg〜の大型馬は【0-1-2-18】でともに勝ち馬は出ておりません。

 

 

【過去10年分】前走上がり3F順位別成績

前走上がり3F 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1位 4-3-2-18/27 14.8% 25.9% 33.3%
2位 1-1-4-19/25 4.0% 8.0% 24.0%
3位 3-1-0-9/13 23.1% 30.8% 30.8%
4~5位 1-3-0-32/36 2.8% 11.1% 11.1%
6位~ 1-2-4-70/77 1.3% 3.9% 9.1%

前走上がり3F順位別成績で見ると、前走上がり3位以内だった馬が【8-5-6-46】で勝率12.3%・複勝率29.2%の好成績を残しています。対して前走上がり4位以下の馬となると【2-5-4-102】で勝率1.8%・複勝率9.7%と好走率はかなり低いものとなっています。

上の「脚質別成績」でも示しているように「差し馬」の成績が良いのも、速い上がりを使えるからということでしょう。

 

 

【過去10年分】前走からの騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
前走と同騎手 9-7-8-91/115 7.8% 13.9% 20.9%
乗り替わり 1-3-2-57/63 1.6% 6.3% 9.5%

前走からの騎手別成績で見ると、騎手が乗り替わった馬よりも、前走と同騎手が騎乗した馬の方が好成績を残しており、かなり大きな差となっております。ちなみに、過去10年のオークスで、乗り替わりで勝利したのは2012年のジェンティルドンナ(岩田騎手 → 川田騎手)だけです。

 

 

考察

優駿牝馬(オークス)に関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。

 

 

1人気がトップの成績で信頼度は高め。2人気も高い信頼度だが、伏兵の激走も目立つので、波乱のケースは十分に考えられる一戦。

 

内枠([1]・[2])の成績が優秀。馬番で見ると[6番]・[8番]・[11番]・[15番]は過去10年で一度も3着内に入っておらず、かなりの不振傾向。

 

上手く脚を溜めることができ、速い上がりを使える「差し馬」が狙い目。

 

出走数最多の桜花賞組は桜花賞時の人気に注目で、1・2人気は好成績をおさめるも、6人気以下は不振傾向。

 

忘れな草賞組は好走率が最も高く、この組の3着以内馬4頭はいずれも前走上がり3位以内。

 

勝ち馬10頭は全て420kg〜479kgの範囲におさまっており、460kg〜479kgだった馬がトップの成績。

 

前走上がり3位以内だった馬の好走率は高い。

 

騎手が乗り替わった馬よりも、前走と同騎手が騎乗した馬の方が好成績を残している。

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