データ提示条件
- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去9年分のデータを提示
この記事の目次
中山競馬場・芝2200m(外回り)コースが舞台のGⅡ・3歳限定戦です。
神戸新聞杯と並んで菊花賞の重要な前哨戦として定着しており、トライアルレースに指定されています。本競走の3着以内馬に菊花賞の優先出走権が与えられています。
それでは、セントライト記念の各種データを見ていきましょう。
例年、セントライト記念は中山競馬場で行われていますが、過去10年を遡ると2014年は新潟競馬場で行われております。ですので、該当する1年は除外して、過去9年間のデータで検証します。
まずは、セントライト記念が行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「馬齢 （牡馬・セン馬56kg、牝馬54kg）」となっています。
| 人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1人気 | 3-3-1-2/9 | 33.3% | 66.7% | 77.8% |
| 2人気 | 1-1-1-6/9 | 11.1% | 22.2% | 33.3% |
| 3人気 | 1-1-3-4/9 | 11.1% | 22.2% | 55.6% |
| 4人気 | 2-0-1-6/9 | 22.2% | 22.2% | 33.3% |
| 5人気 | 0-1-0-8/9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
| 6人気 | 2-0-2-5/9 | 22.2% | 22.2% | 44.4% |
| 7人気 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 8人気 | 0-1-0-8/9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
| 9人気 | 0-1-0-8/9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
| 10人気 | 0-0-1-8/9 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
| 11人気 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 12人気 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 13人気 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 14人気 | 0-1-0-6/7 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
| 15人気 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 16人気 | 0-0-0-3/3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 17人気 | 0-0-0-3/3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 18人気 | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【3-3-1-2】で一昨年のリオンリオンら最多の3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率全てでトップの成績をおさめています。以下、4・6人気が各2勝、2・3人気が各1勝ずつあげています。
勝ち馬は全て6人気以内からと上位決着となっていますが、2・3着は下位人気まで幅広く分布しています。
配当面では、3連単10万馬券以上が2回のみで内1回は61万馬券｟6→9→10人気｠でした。近5年連続で6万円以下と堅めの決着が続いており、基本は荒れにくいレースと言えます。
| 枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 0-3-1-8/12 | 0.0% | 25.0% | 33.3% | |
| 1-0-3-12/16 | 6.3% | 6.3% | 25.0% | |
| 2-1-0-13/16 | 12.5% | 18.8% | 18.8% | |
| 2-1-0-13/16 | 12.5% | 18.8% | 18.8% | |
| 1-1-1-15/18 | 5.6% | 11.1% | 16.7% | |
| 2-0-1-15/18 | 11.1% | 11.1% | 16.7% | |
| 1-2-2-15/20 | 5.0% | 15.0% | 25.0% | |
| 0-1-1-18/20 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、まず注目すべきなのが枠で、勝ち馬こそ出ていないものの連対率・複勝率においてトップの成績であり、このレースにおいては相性の良い枠と言えます。隣の枠も複勝率が2番目に高いことから、若干ですが内枠が狙い目と言えるでしょうか。
大外枠の枠を除けば複勝率にそこまで差はないので、枠を気にしすぎる必要はなさそうです。
なお、馬番別で見ると[16番]・[17番]・[18番]は過去9年で一度も3着内に入っておらずかなりの不振傾向にあります。
また、中山芝2200m(外回り)全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
| 脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 逃げ | 1-1-0-7/9 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
| 先行 | 4-3-2-21/30 | 13.3% | 23.3% | 30.0% |
| 差し | 3-5-5-47/60 | 5.0% | 13.3% | 21.7% |
| 追込 | 1-0-2-34/37 | 2.7% | 2.7% | 8.1% |
狙っていきたい脚質は「先行馬」です。勝率・連対率・複勝率全てがトップの成績で最も馬券に絡みやすい脚質となっています。
スタート後少し進んでから急坂を迎えるため、速いペースになりにくく、すんなりと前のポジションを取った先行馬が有利のようですね。
なので、好位のポジションを取れる先行力のある馬を狙っていきたいですね。
| 前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 新馬 | – | – | – | – |
| 未勝利 | – | – | – | – |
| 1勝 | 1-0-2-35/38 | 2.6% | 2.6% | 7.9% |
| 2勝 | 1-3-0-27/31 | 3.2% | 12.9% | 12.9% |
| 3勝 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| OPEN特別 | 0-0-1-6/7 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
| GIII | 1-1-1-10/13 | 7.7% | 15.4% | 23.1% |
| GII | 0-0-1-6/7 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
| GI | 6-5-4-19/34 | 17.6% | 32.4% | 44.1% |
| 地方 | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 海外 | – | – | – | – |
前走クラス別成績で見ると、前走GⅠ組が【6-5-4-19】で最多の6勝をあげ、3着以内馬27頭中15頭がこれに該当しています。この組の好走馬は全て日本ダービー組で【6-5-4-16】複勝率48.4%となっており、3着以内馬15頭中12頭は日本ダービーで1桁人気でした。
また、前走GⅢ組の好走馬は全てラジオNIKKEI賞組で【1-1-1-8】複勝率27.3%とそこそこの好成績です。
前走条件戦だった馬は【2-3-2-64】で複勝率9.9%とそこまで高くありませんが、この中で前走1800m組に限れば【2-0-2-5】で複勝率44.4%に跳ね上がります。ですが今年のメンバーで該当馬はいません…w
| 最高着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 1着 | 5-4-4-29/42 | 11.9% | 21.4% | 31.0% |
| 2着 | 0-0-3-7/10 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
| 3着 | 1-0-0-13/14 | 7.1% | 7.1% | 7.1% |
| 4着以下 | 2-2-1-22/27 | 7.4% | 14.8% | 18.5% |
| 中山芝コース未経験 | 1-3-1-38/43 | 2.3% | 9.3% | 11.6% |
中山芝コースでの最高着順別成績で見ると、最高着順が1着だった馬は【5-4-4-29】で勝率・連対率・複勝率全てにおいてトップの成績です。
2着だった馬も連対こそありませんが、複勝率30.0%と安定しているので、2着以上の実績がある馬はある程度評価しても良さそうです。
| 出走時馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 〜439kg | 0-1-0-11/12 | 0.0% | 8.3% | 8.3% |
| 440kg〜459kg | 0-1-0-16/17 | 0.0% | 5.9% | 5.9% |
| 460kg〜479kg | 2-2-2-37/43 | 4.7% | 9.3% | 14.0% |
| 480kg〜499kg | 3-4-5-28/40 | 7.5% | 17.5% | 30.0% |
| 500kg〜519kg | 2-0-2-12/16 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
| 520kg〜 | 2-1-0-5/8 | 25.0% | 37.5% | 37.5% |
出走時馬体重別成績で見ると、480kg以上の馬が【7-5-7-45】で7勝をあげ、複勝率29.7%と高い成績を残しています。
対して、480kg未満の馬は【2-4-2-64】で複勝率11.1%とかなりの開きがあるので、当日の馬体重には注目しておきましょう。
| 騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
| 前走と同騎手 | 6-4-6-53/69 | 8.7% | 14.5% | 23.2% |
| 乗り替わり | 3-5-3-56/67 | 4.5% | 11.9% | 16.4% |
前走からの騎手別成績で見ると、騎手が乗り替わった馬よりも、前走と同騎手が騎乗した馬の方が好成績を残しており、そこそこの差が生まれています。
迷ったときは連続騎乗の馬を選んでみても良いかもしれませんね。
セントライト記念に関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
1人気の信頼度は高く、勝ち馬は全て6人気以内から。2・3着は下位人気の好走もあるが基本は荒れにくいレース。
[1]枠が最も馬券に絡みやすく、内枠が狙い目。馬番別で見ると[16番]・[17番]・[18番]は不振傾向。
好位のポジションを取れる先行力のある馬が狙い目。
前走日本ダービー組で1桁人気だった馬は要チェック。
中山芝コースで2着以上の実績がある馬はある程度評価しても良さそう。
出走時馬体重480kg以上の馬の成績が優秀。
前走と同騎手が騎乗した馬の方が好成績。
