- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去10年分のデータを提示
この記事の目次
東京競馬場・ダート1600mコースが舞台のGⅢ・3歳以上別定戦です。
チャンピオンズカップの前哨戦として定着しており、秋のダート王決定戦へ名乗りを上げるのはどの馬なのか注目の一戦です。なお、勝利馬にはチャンピオンズカップへの優先出走権が与えられています。
それでは、武蔵野ステークスの各種データを見ていきましょう。
まずは、武蔵野ステークスが行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「別定 (3歳55kg・4歳以上56kg・牝馬2kg減)」となっています。
※2020年11月14日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
※2020年11月13日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 3-2-1-4/10 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
2人気 | 1-1-1-7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
3人気 | 1-1-1-7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
4人気 | 1-1-0-8/10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5人気 | 0-1-0-9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6人気 | 1-0-2-7/10 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
7人気 | 1-1-1-7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
8人気 | 1-2-1-6/10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
9人気 | 1-0-0-9/10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
10人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11人気 | 0-1-1-8/10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
12人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13人気 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
14人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15人気 | 0-0-1-8/9 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
16人気 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【3-2-1-4】で昨年のサンライズノヴァら最多の3勝をあげ、連対率50.0%・複勝率60.0%とトップの成績ですが、人気どおりの信頼度とは言えません。以下、2・3・4・6・7・8・9人気が各1勝ずつあげています。(9人気での勝利馬は2019年のワンダーリーデルです)
2・3着馬も下位人気まで幅広く分布しており、2桁人気の馬も4頭好走しているので、超穴馬の激走もありえます。
配当面では、過去10年で3連単10万円以上が5回もあり、2017年には178万円、一昨年には235万円が飛び出しており、波乱傾向の強いレースと言えます。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
0-1-1-17/19 | 0.0% | 5.3% | 10.5% | |
2-2-2-13/19 | 10.5% | 21.1% | 31.6% | |
2-0-0-18/20 | 10.0% | 10.0% | 10.0% | |
1-1-3-15/20 | 5.0% | 10.0% | 25.0% | |
0-2-1-17/20 | 0.0% | 10.0% | 15.0% | |
3-2-1-14/20 | 15.0% | 25.0% | 30.0% | |
1-1-1-17/20 | 5.0% | 10.0% | 15.0% | |
1-1-1-17/20 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、まず注目すべきなのが枠で2勝をあげ、複勝率においてトップの成績であり、このレースにおいては相性の良い枠と言えます。また枠においても最多の3勝をあげ、複勝率も2番目に高いことから、・枠が狙い目と言えるでしょう。
その他の枠はそこまで差がないので、どこの枠からでもチャンスはあるといった印象です。
コース形態的には「スタートしてダートコースに入るまで芝を約150m走りますが、内枠と比べて外枠の方が約30m芝部分が長いため外枠が有利なコース形態」と言えますが、気にしすぎる必要はなさそうです。
なお、過去10年で一度も3着内に入っていない馬番はありません。
また、東京ダート1600m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-0-0-9/10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 1-4-4-25/34 | 2.9% | 14.7% | 26.5% |
差し | 4-5-3-54/66 | 6.1% | 13.6% | 18.2% |
追込 | 4-1-3-40/48 | 8.3% | 10.4% | 16.7% |
狙っていきたい脚質は「先行馬」です。連対率・複勝率においてトップの成績で最も馬券に絡みやすい脚質となっています。
基本的には、直線が長いため末脚勝負になる事が多く、差し・追込み馬が有利な傾向にありますが、結局は毎年ペースや展開に大きく左右されるので、立ち回りやすい好位のポジションを取れる先行力のある馬を狙っていきたいですね。
前走人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 6-3-2-17/28 | 21.4% | 32.1% | 39.3% |
2人気 | 3-2-1-18/24 | 12.5% | 20.8% | 25.0% |
3人気 | 1-2-2-11/16 | 6.3% | 18.8% | 31.3% |
4人気 | 0-2-2-16/20 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
5人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
6〜9人気 | 0-1-3-30/34 | 0.0% | 2.9% | 11.8% |
10人気〜 | 0-0-0-26/26 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走人気別成績で見ると、上位人気の好走が目立っています。特に3人気以内だと【10-7-5-46】で3着以内馬30頭中22頭がこれに該当しており、複勝率32.4%もあるため、前走3人気以内馬は評価を上げても良さそうです。
対して、前走4人気以下だった馬は【0-3-5-82】で複勝率8.9%とかなりの差が生まれているので、ここを基準に線引きすると分かりやすいかもしれません。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 2-3-2-15/22 | 9.1% | 22.7% | 31.8% |
4歳 | 1-1-2-17/21 | 4.8% | 9.5% | 19.0% |
5歳 | 3-5-2-43/53 | 5.7% | 15.1% | 18.9% |
6歳 | 3-1-3-25/32 | 9.4% | 12.5% | 21.9% |
7歳 | 1-0-1-21/23 | 4.3% | 4.3% | 8.7% |
8歳〜 | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
年齢別成績で見ると、3歳馬が【2-3-2-15】で連対率・複勝率においてトップの成績を残しているので中心視したい年齢です。3着以内馬30頭中28頭が6歳以下の馬で、4歳から6歳馬の好走率に大きな差はありません。
一方で、7歳以上の馬は苦戦傾向にあります。
前走馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
〜439kg | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
440kg〜459kg | 1-0-0-7/8 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
460kg〜479kg | 2-3-0-21/26 | 7.7% | 19.2% | 19.2% |
480kg〜499kg | 1-2-3-45/51 | 2.0% | 5.9% | 11.8% |
500kg〜519kg | 1-4-3-25/33 | 3.0% | 15.2% | 24.2% |
520kg〜539kg | 5-1-4-22/32 | 15.6% | 18.8% | 31.3% |
540kg〜 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走馬体重別成績で見ると、500kg以上の大型馬が【6-5-7-54】で過半数の6勝をあげ、複勝率25.0%と高い成績を残しています。昨年で言えば勝利馬のサンライズノヴァが該当しており、毎年1頭は3着以内に入っています。
ただし、前走540kg以上の超大型馬となると不振傾向にあるので注意が必要です。
東西 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東馬 | 2-0-0-40/42 | 4.8% | 4.8% | 4.8% |
関西馬 | 8-10-10-88/116 | 6.9% | 15.5% | 24.1% |
東西別成績で見ると、関西馬が関東馬を圧倒しており複勝率で見ると5倍以上の差がついているため、ここは関西馬を中心視したいところです。特に近5年は毎年上位3着以内を独占しています。
なお、好走した関東馬は2012年1着イジゲンと2015年1着ノンコノユメの2頭のみです。
武蔵野ステークスに関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
1人気は人気の割に信頼度はそこまで。2・3着馬も下位人気まで幅広く分布しており、波乱傾向の強いレース。
[2]・[6]枠が好成績で狙い目。その他はどこの枠からでもチャンスはある。
好位のポジションを取れる先行力のある馬が狙い目。
前走上位3人気以内だった馬は好走傾向。
3歳馬が中心。7歳以上の馬は苦戦傾向。
前走馬体重500kg〜539kgの馬が好成績。毎年1頭は3着以内に入っている。
関西馬が関東馬を圧倒。特に近5年は毎年上位3着以内を独占。