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スプリンターズステークスGⅠ(2021年)データまとめ

データ提示条件
  • 天候は不問とする
  • 馬場状態は不問とする
  • 過去9年分のデータを提示

スプリンターズSデータまとめ

スプリンターズステークスについて

中山競馬場・芝1200m(外回り)コースが舞台のGⅠ・3歳以上定量戦です。

春の高松宮記念と並ぶスプリント王決定戦として定着しており、秋のスプリント王者に輝くのはどの馬か、注目の一戦です。

 

それでは、スプリンターズステークスの各種データを見ていきましょう。

 

 

前提条件

例年、スプリンターズステークスは中山競馬場で行われていますが、過去10年を遡ると2014年は新潟競馬場で行われております。ですので、該当する1年は除外して、過去9年間のデータで検証します。

 

 

コースの特徴

まずは、スプリンターズステークスが行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。

 

 

 

負担重量について

負担重量に関しては「定量 (3歳55kg・4歳以上57kg・牝馬2kg減)」となっています。

 

 

【過去9年分】単勝人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1人気 5-1-1-2/9 55.6% 66.7% 77.8%
2人気 2-2-0-5/9 22.2% 44.4% 44.4%
3人気 2-2-0-5/9 22.2% 44.4% 44.4%
4人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
5人気 0-1-0-8/9 0.0% 11.1% 11.1%
6人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
7人気 0-0-2-7/9 0.0% 0.0% 22.2%
8人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
9人気 0-1-3-5/9 0.0% 11.1% 44.4%
10人気 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1%
11人気 0-2-0-7/9 0.0% 22.2% 22.2%
12人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
13人気 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1%
14人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
15人気 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1%
16人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%

【過去9年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【5-1-1-2】で昨年のグランアレグリアら最多の5勝をあげ、勝率・連対率・複勝率全てでトップの成績をおさめています。以下、2・3人気が各2勝ずつあげており、勝利馬は全て3人気以内からの上位決着となっています。

2・3着馬は下位人気まで幅広く分布しており、特に3着馬は9頭中6頭が9人気以下の伏兵でした。

配当面では、過去9年で3連単10万円以上が4回もあり、波乱も十分に考えられるレースと言えます。ただし、近2年は堅めの決着が続いています。

 

 

【過去9年分】枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1-1-2-14/18 5.6% 11.1% 22.2%
0-3-2-13/18 0.0% 16.7% 27.8%
0-0-3-15/18 0.0% 0.0% 16.7%
3-2-0-13/18 16.7% 27.8% 27.8%
3-1-0-13/17 17.6% 23.5% 23.5%
0-0-0-18/18 0.0% 0.0% 0.0%
1-1-1-14/17 5.9% 11.8% 17.6%
1-1-1-15/18 5.6% 11.1% 16.7%

枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、まず注目すべきなのが枠で、最多タイの3勝をあげ、連対率・複勝率においてトップの成績であり、このレースにおいては相性の良い枠と言えます。隣の枠も3勝をあげ、連対率も高いことから、中枠が狙い目と言えるでしょう。

また、内枠の枠は合わせて1勝しかしていませんが、どちらも複勝率が高く馬券に絡む確率が高いので、人気馬でなくとも要チェックです。

なお、枠番別で見ると枠、馬番別で見ると[11番]・[12番]は過去9年で一度も3着内に入っておらずかなりの不振傾向にあります。

また、中山芝1200m(外回り)全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。

 

 

 

【過去9年分】脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-3-1-5/9 0.0% 33.3% 44.4%
先行 0-3-3-25/31 0.0% 9.7% 19.4%
差し 8-3-3-43/57 14.0% 19.3% 24.6%
追込 1-0-2-42/45 2.2% 2.2% 6.7%

狙っていきたい脚質は「差し馬」です。大半の8勝をあげ、過去9年の3着以内馬27頭中半数の14頭がこれに該当しています。

基本的にこのコースは短距離戦であり、スタート後からゴール前の急坂までずっと坂を下るため、前につけた馬がそのまま押し切るパターンが多いです。ですが、このレースに限っては逃げ馬がゴール前の急坂の餌食となり、差し馬にかわされるシーンが多いです。結局はペースや展開次第ではありますが、逃げ残れるのは上位人気の馬ばかりです。

 

 

【過去9年分】前走クラス別成績

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
新馬
未勝利
1勝
2勝
3勝
OPEN特別 0-0-1-4/5 0.0% 0.0% 20.0%
GIII 2-2-5-54/63 3.2% 6.3% 14.3%
GII 5-4-3-43/55 9.1% 16.4% 21.8%
GI 2-3-0-7/12 16.7% 41.7% 41.7%
地方
海外 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%

前走クラス別成績で見ると、前走GⅠ組が【2-3-0-7】で勝率・連対率・複勝率全てでトップの成績ですが、今回該当する馬はいません。

次に成績の良い前走GⅡ組が【5-4-3-43】で複勝率21.8%とまずまずの成績。この組は1頭を除いた他全馬がセントウルS組でした。ですので、セントウルS組は【5-4-3-42】複勝率22.2%となっており、この組の連対馬9頭中8頭はスプリンターズSで3人気以内に支持されていました。

また、セントウルS組は5着以内だった馬に注目で、計【5-4-2-20】と3着以内馬12頭中大半の11頭がこれに該当しています。特に1着馬で見ると【2-2-1-4】で複勝率55.6%とかなり高く、近3年連続で連対しています。

 

 

【過去9年分】前走人気別成績

前走人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1人気 5-1-2-17/25 20.0% 24.0% 32.0%
2人気 0-4-2-14/20 0.0% 20.0% 30.0%
3人気 4-2-0-17/23 17.4% 26.1% 26.1%
4人気 0-1-1-11/13 0.0% 7.7% 15.4%
5人気 0-0-0-5/5 0.0% 0.0% 0.0%
6〜9人気 0-0-3-29/32 0.0% 0.0% 9.4%
10人気〜 0-1-1-14/16 0.0% 6.3% 12.5%

※前走海外出走馬は除く

前走人気別成績で見ると、前走4人気以内だった馬は【9-8-5-59】で過去9年の3着以内馬27頭中大半の22頭がこれに該当しており、複勝率27.2%と好成績。

対して、前走5人気以下だった馬は【0-1-4-48】で複勝率9.4%とかなりの差が生まれているので、ここを基準に線引きすると分かりやすいかもしれません。

 

 

【過去9年分】前走着順別成績

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1着 5-2-4-20/31 16.1% 22.6% 35.5%
2着 2-2-0-16/20 10.0% 20.0% 20.0%
3着 1-1-1-10/13 7.7% 15.4% 23.1%
4着 1-2-1-7/11 9.1% 27.3% 36.4%
5着 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
6〜9着 0-0-2-27/29 0.0% 0.0% 6.9%
10着〜 0-2-0-25/27 0.0% 7.4% 7.4%

前走着順別成績で見ると、前走4着以内だった馬は【9-7-6-53】で過去9年の3着以内馬27頭中大半の22頭がこれに該当しており、複勝率29.3%と好成績。

対して、前走5着以下だった馬は【0-2-3-61】で複勝率7.6%とかなりの差が生まれているので、前走人気別成績と同じように、ここを基準に線引きすると分かりやすいかもしれません。

 

 

【過去9年分】年齢別成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3歳 0-1-1-12/14 0.0% 7.1% 14.3%
4歳 4-3-4-15/26 15.4% 26.9% 42.3%
5歳 3-4-2-35/44 6.8% 15.9% 20.5%
6歳 2-0-1-25/28 7.1% 7.1% 10.7%
7歳 0-1-1-19/21 0.0% 4.8% 9.5%
8歳〜 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%

年齢別成績で見ると、4歳馬が【4-3-4-15】で一昨年のタワーオブロンドンら4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率全てにおいてトップの成績を残しており中心視したい年齢です。

勝利馬は全て4〜6歳から出ており、年齢が上がるにつれて厳しい成績となっています。

 

 

【過去9年分】性別成績

着別度数 勝率 連対率 複勝率
牡・セン馬 6-5-4-80/95 6.3% 11.6% 15.8%
牝馬 3-4-5-35/47 6.4% 14.9% 25.5%

性別成績で見ると、牝馬が【3-4-5-35】で勝率・連対率・複勝率全てにおいて、牡・セン馬を上回っています。

出走頭数こそ牡・セン馬に比べ少ないものの、2013年を除いて毎年1頭は3着以内に入っており、昨年に至っては1・3着馬がこれに該当しています。

 

 

【過去9年分】前走からの騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
前走と同騎手 8-7-3-61/79 10.1% 19.0% 22.8%
乗り替わり 1-2-6-54/63 1.6% 4.8% 14.3%

前走からの騎手別成績で見ると、騎手が乗り替わった馬よりも、前走と同騎手が騎乗した馬の方が好成績を残しており、特に勝率・連対率はかなりの差が生まれています。

なお、乗り替わりの馬で勝ったのは昨年のグランアレグリアのみで、好走した9頭中7頭は7人気以下の伏兵でした。

 

 

考察

スプリンターズステークスに関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。

 

 

1人気の信頼度はかなり高く、勝利馬は全て3人気以内から。2・3着馬は下位人気まで幅広く分布しており、波乱も十分に考えられるレース。

 

[4]・[5]枠の勝率・連対率がかなり高く中枠が狙い目。枠番別で見ると[6]枠、馬番別で見ると[11番]・[12番]は不振傾向。

 

差し馬が大半の8勝をあげており要チェック。

 

前走セントウルS組の連対馬9頭中8頭はスプリンターズSで3人気以内に支持されていた。また5着以内だった馬に注目。

 

前走4人気以内または前走4着以内だった馬が好成績。

 

4・5歳馬を中心視したい。勝利馬は全て4〜6歳から出ており、年齢が上がるにつれて厳しい成績。

 

牝馬が牡・セン馬を上回っている。2013年を除いて毎年1頭は3着以内に。

 

前走と同騎手が騎乗した馬の方が好成績。

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