- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去10年分のデータを提示
この記事の目次
中山競馬場・芝1200mコースが舞台の4歳以上別定戦です。2014年から本競走の優勝馬に高松宮記念の優先出走権が与えられています。
春のGⅠスプリント高松宮記念へ向けての重要な前哨戦として定着しており、上半期のスプリント王へ名乗りを上げる馬の走りに注目するレースです。
それでは、オーシャンステークスの各種データを見ていきましょう。
まずは、オーシャンステークスが行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「別定 (56kg・牝馬2kg減)」となっています。
※2020年3月7日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
※2020年3月6日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 3-2-2-3/10 | 30.0% | 50.0% | 70.0% |
2人気 | 1-3-1-5/10 | 10.0% | 40.0% | 50.0% |
3人気 | 2-2-0-6/10 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
4人気 | 0-1-2-7/10 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
5人気 | 1-1-0-8/10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
6人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7人気 | 1-0-2-7/10 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
8人気 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
9人気 | 1-0-1-8/10 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
10人気 | 1-0-0-9/10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
11人気 | 0-1-0-9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
12人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14人気 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
15人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【3-2-2-3】で昨年のダノンスマッシュら3勝をあげ、連対率50.0%・複勝率70.0%という好成績を残しています。複勝率からも1人気馬が馬券に絡むことは多いのですが、2・3着馬は下位人気まで広く分布しています。2012年には⦅9→5→14人気⦆の順で決まり3連単266万馬券の大荒れとなりました。一方で3連単1万3000円以下の配当が5回と、順当か波乱かの両極端な結果となることが多いので、1人気の結果次第では大波乱の可能性を秘めている一戦です。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3-2-1-14/20 | 15.0% | 25.0% | 30.0% | |
0-1-1-18/20 | 0.0% | 5.0% | 10.0% | |
1-1-2-16/20 | 5.0% | 10.0% | 20.0% | |
2-0-1-17/20 | 10.0% | 10.0% | 15.0% | |
1-3-2-14/20 | 5.0% | 20.0% | 30.0% | |
2-1-0-17/20 | 10.0% | 15.0% | 15.0% | |
1-1-2-16/20 | 5.0% | 10.0% | 20.0% | |
0-1-1-18/20 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、枠が【3-2-1-14】で最多の3勝をあげ、複勝率30.0%とトップの成績を残しています。では内目の枠が良いのかと言われれば、そうでもありません。外枠でも勝ち馬は出ており、そこまで変わらない成績であることから、枠はあまり重要ではないのかもしれませんね。ただ、枠も複勝率30.0%ですので、このレースに限っては枠と枠が相性の良い枠なのでしょう。
また、中山芝1200m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-2-0-7/10 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 5-3-2-25/35 | 14.3% | 22.9% | 28.6% |
差し | 4-4-4-51/63 | 6.3% | 12.7% | 19.0% |
追込 | 0-1-4-47/52 | 0.0% | 1.9% | 9.6% |
狙っていきたい脚質は逃げ・先行馬で、ともに複勝率が高く馬券に絡みやすい脚質となっています。短距離戦であり、最後の直線が短いのも相まって逃げ・先行馬が有利なようです。さらに、スタート後からゴール前の急坂までずっと坂を下るため、前につけた馬がそのまま押し切るパターンが多いようです。ただ、ペースや展開次第ではスタミナのない逃げ馬がゴール前の急坂の餌食となり、差し馬にかわされるシーンもよく目にします。
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1000m | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1200m | 9-6-6-102/123 | 7.3% | 12.2% | 17.1% |
1400m | 0-4-3-14/21 | 0.0% | 19.0% | 33.3% |
1600m | 1-0-1-10/12 | 8.3% | 8.3% | 16.7% |
前走距離別成績で見ると、同距離の1200m組が【9-6-6-102】で2017年のメラグラーナら大半の9勝をあげており、馬券に絡んだ全30頭中21頭がこの組です。ですが出走頭数も多いため、複勝率17.1%とそこまで高くありません。逆に注目すべきは距離短縮組で【1-4-4-24】複勝率27.3%と好成績を収めています。中でも、1400m組は【0-4-3-14】で勝ち星こそないものの、複勝率33.3%とかなり優秀です。
前走馬体重 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
〜459kg | 0-0-0-17/17 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
460kg〜479kg | 2-1-3-36/42 | 4.8% | 7.1% | 14.3% |
480kg〜499kg | 4-2-0-39/45 | 8.9% | 13.3% | 13.3% |
500kg〜519kg | 2-3-4-29/38 | 5.3% | 13.2% | 23.7% |
520kg〜539kg | 1-3-2-7/13 | 7.7% | 30.8% | 46.2% |
540kg〜 | 1-1-1-2/5 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
前走馬体重別成績で見ると、520kg以上の馬が【2-4-3-9】で2012年のワンカラットら2勝をあげ、連対率33.3%・複勝率50.0%と高い成績を残しています。一方で460kg未満の馬は【0-0-0-17】とかなり不振傾向にあります。ゴール前の急坂に対応できる馬力が必要ということなのでしょうか。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 3-1-1-25/30 | 10.0% | 13.3% | 16.7% |
5歳 | 5-1-5-30/41 | 12.2% | 14.6% | 26.8% |
6歳 | 1-5-1-28/35 | 2.9% | 17.1% | 20.0% |
7歳 | 1-2-0-17/20 | 5.0% | 15.0% | 15.0% |
8歳 | 0-1-3-18/22 | 0.0% | 4.5% | 18.2% |
年齢別成績で見ると、5歳馬が【5-1-5-30】で2018年のキングハートら5勝をあげ、複勝率26.8%とトップの成績を残しているので中心視したい年齢です。1点気になるのが7歳以上の成績です。【1-3-3-47】で複勝率13.0%と最も低いのですが、馬券に絡んだ7頭中4頭が7人気以下となっているので、穴を開けるなら7歳以上の可能性が大いにあります。
オーシャンステークスに関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
1人気が複勝率70.0%でトップ。だが1人気の結果次第では大波乱の可能性を秘めている。
どの枠でもチャンスはあるが、1枠と5枠は複勝率が高く相性の良い枠である。
逃げ・先行馬が有利でそのまま押し切るパターンが多い。
距離短縮組の成績が良く、中でも1400m組には要注目。
前走520kg以上の馬が複勝率50.0%と高い成績。一方で460kg未満の馬はかなりの不振傾向。
5歳馬の成績が最も良く中心視するべき。穴馬狙いなら7歳以上の馬から。