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中山記念GⅡ(2021年)データまとめ

データ提示条件
  • 天候は不問とする
  • 馬場状態は不問とする
  • 過去10年分のデータを提示

中山記念データまとめ

中山記念について

1936年に4歳以上のハンデキャップ競走として創設され、当初は春・秋の年2回、中山競馬場の芝3200mコースで行われていました。その後、幾度かの条件変更の後、1984年にGⅡに格付けされ、今に至っています。

上半期の国内外ビッグレースを目指す実績馬と力を付けてきた上がり馬が対決する伝統のレースとして定着しており、大舞台へと飛躍を遂げる実力馬が現れるのか注目のレースです。

 

それでは、中山記念の各種データを見ていきましょう。

 

 

コースの特徴

まずは、中山記念が行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。

 

 

 

負担重量について

負担重量に関しては「別定 (4歳55kg・5歳以上56kg・牝馬2kg減)」となっています。

※開催日が3月2日以降の場合は4歳以上56kg

※2019年2月23日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増

※2019年2月22日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)

 

 

【過去10年分】単勝人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1人気 3-0-0-7/10 30.0% 30.0% 30.0%
2人気 3-2-2-3/10 30.0% 50.0% 70.0%
3人気 3-1-2-4/10 30.0% 40.0% 60.0%
4人気 0-3-2-5/10 0.0% 30.0% 50.0%
5人気 1-1-0-8/10 10.0% 20.0% 20.0%
6人気 0-1-2-7/10 0.0% 10.0% 30.0%
7人気 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
8人気 0-1-1-8/10 0.0% 10.0% 20.0%
9人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
10人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
11人気 0-0-0-8/8 0.0% 0.0% 0.0%
12人気 0-0-0-3/3 0.0% 0.0% 0.0%
13人気 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%
14人気 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%
15人気 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%

【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。勝ち馬は全て上位5人気以内から出ており、1〜3人気の勝率が拮抗しています。複勝率を見ても上位人気での決着が多い印象です。対して、9人気以下になると過去10年で馬券に絡んだことのある馬が一頭もいません。例年出走頭数が少ないことも影響しているのでしょうけど、大穴の激走は見込づらいデータとなっていますね。

 

 

【過去10年分】枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
2-1-0-7/10 20.0% 30.0% 30.0%
0-0-2-10/12 0.0% 0.0% 16.7%
3-2-1-6/12 25.0% 41.7% 50.0%
1-0-2-9/12 8.3% 8.3% 25.0%
1-2-1-9/13 7.7% 23.1% 30.8%
0-2-1-15/18 0.0% 11.1% 16.7%
2-1-2-14/19 10.5% 15.8% 26.3%
1-2-1-16/20 5.0% 15.0% 20.0%

枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、内枠でも大外枠でも勝ち馬は出ており、そこまで変わらない成績であることから、枠はあまり重要ではないのかもしれません。ただ枠だけ勝率25.0%、複勝率が50.0%と他の枠とは一線を画すような高い数字を示しているので、要注目の枠と言えそうです。このレースに限っては相性の良い枠なのでしょう。

また、中山芝1800m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。

 

 

 

【過去10年分】脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-2-3-5/10 0.0% 20.0% 50.0%
先行 8-5-3-19/35 22.9% 37.1% 45.7%
差し 2-2-3-29/36 5.6% 11.1% 19.4%
追込 0-1-1-33/35 0.0% 2.9% 5.7%

狙っていきたい脚質は逃げ・先行馬で、ともに複勝率が高く馬券に絡みやすい脚質となっています。スタートから急坂を迎えるため、速いペースになりにくく、すんなりと前のポジションを取った逃げ・先行馬に展開が向きやすいのでしょう。また、コーナー4つと最後の直線が短いのも拍車をかけています。ですので、前に付けられる先行力のある馬を狙っていきたいですね。

 

 

【過去10年分】前走レース別成績

レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
中山金杯(GⅢ) 3-0-0-9/12 25.0% 25.0% 25.0%
有馬記念(GⅠ) 2-1-0-5/8 25.0% 37.5% 37.5%
天皇賞・秋(GⅠ) 1-2-0-3/6 16.7% 50.0% 50.0%
マイルCS(GⅠ) 1-0-2-5/8 12.5% 12.5% 37.5%
香港M(GⅠ) 1-0-1-2/4 25.0% 25.0% 50.0%
日本ダービー(GⅠ) 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0%
エリザベス女王杯(GⅠ) 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
秋華賞(GⅠ) 0-2-0-1/3 0.0% 66.7% 66.7%
京都金杯(GⅢ) 0-1-1-3/5 0.0% 20.0% 40.0%
朝日チャレンジC(GⅢ) 0-1-0-0/1 0.0% 100.0% 100.0%
根岸S(GⅢ) 0-1-0-0/1 0.0% 100.0% 100.0%
香港V(GⅠ) 0-1-0-1/2 0.0% 50.0% 50.0%
白富士S 0-1-0-8/9 0.0% 11.1% 11.1%

前走レース別成績で見ると、中山金杯組が【3-0-0-9】で一昨年のウインブライトら最多の3勝をあげているものの、2・3着が一度もないためピンかパーかの成績となっています。掘り下げると単純明快で、この組の1着馬が【2-0-0-2】、2着馬が【1-0-0-2】、3着以下が【0-0-0-5】となるため、前走中山金杯の連対馬が狙い目となります。

 

 

【過去10年分】前走クラス別成績

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
新馬
未勝利
1勝
2勝
3勝
OPEN 0-1-0-13/14 0.0% 7.1% 7.1%
GIII 3-3-2-23/31 9.7% 19.4% 25.8%
GII 0-0-4-16/20 0.0% 0.0% 20.0%
GI 6-5-3-24/38 15.8% 28.9% 36.8%
海外 1-1-1-6/9 11.1% 22.2% 33.3%
障害 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%

前走クラス別成績で見ると、前走GI組が【6-5-3-24】で最も多い6勝をあげ、複勝率も36.8%と好成績をおさめています。次点で海外組も有力です。また、前走GⅡ組は【0-0-4-16】と厳し目の傾向となっていますが、3着に好走した4頭はいずれも本競走において4コーナーを3番手以内で通過し粘り込んだという共通点があります。

 

 

【過去10年分】年齢別成績

年齢 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4歳 5-3-5-15/28 17.9% 28.6% 46.4%
5歳 4-3-1-20/28 14.3% 25.0% 28.6%
6歳 1-3-2-22/28 3.6% 14.3% 21.4%
7歳 0-1-1-18/20 0.0% 5.0% 10.0%
8歳 0-0-1-7/8 0.0% 0.0% 12.5%

年齢別成績で見ると、4歳馬が【5-3-5-15】で昨年のダノンキングリーら最多の5勝をあげ、連対率28.6%・複勝率46.4%と好成績を収めてます。5歳馬は【4-3-1-20】で2014年ジャスタウェイらが勝利し、複勝率28.6%とそこそこ馬券に絡んでいます。このことから、4・5歳馬が中心となるレースと捉えても良さそうです。7歳以上になると【0-1-2-25】で勝ち馬はおらず、複勝率10.7%と4・5歳馬にはかなりの差を付けられています。

 

 

【過去10年分】東西別成績

東西 着別度数 勝率 連対率 複勝率
関東馬 8-4-6-50/68 11.8% 17.6% 26.5%
関西馬 2-6-4-35/47 4.3% 17.0% 25.5%
地方招待馬 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%

東西別成績で見ると、関東馬が【8-4-6-50】でかなり圧倒しているように見えますが、成績に比例して出走数も多いので、連対率・複勝率で見れば関西馬とそこまで差はありません。ですが、勝率には大きな差があるので、勝ち切るとなると関東馬に分があるようですね。

 

 

考察

中山記念に関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。

 

 

勝ち馬は3人気以内から、馬券は8人気以内からと大穴の激走は見込づらい。

 

どの枠でもチャンスはあるが、3枠だけかなり相性が良い。

 

逃げ・先行馬に展開が向きやすいため、先行力のある馬が狙い目。

 

前走中山金杯で連対している馬に注目。

 

4・5歳馬が中心となるレースで、7歳以上は厳しい。

 

勝ち馬は関東馬から狙うべし。

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