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フェブラリーステークスGⅠ(2021年)データまとめ

データ提示条件
  • 天候は不問とする
  • 馬場状態は不問とする
  • 過去10年分のデータを提示

フェブラリーSデータまとめ

フェブラリーステークスについて

1984年に創設された4歳以上のGⅢハンデキャップ重賞「フェブラリーハンデキャップ」が前身で、当初から東京競馬場のダート1600mコースで行われていました。1994年に別定戦のGⅡへ昇格し、レース名も現名称の「フェブラリーステークス」へ改称されました。その後、1997年に中央競馬で初めてダート重賞競走としてGⅠに格付けされ、今に至ります。なお、JRA施行のダート重賞では最も古い歴史を持っています。

レース名どおり例年2月に行われ、その年の中央競馬のGⅠ開幕戦として定着しています。ダートの頂上決戦を制するのはどの馬なのか、手に汗を握る注目のレースです。

 

それでは、フェブラリーステークスの各種データを見ていきましょう。

 

 

コースの特徴

まずは、フェブラリーステークスが行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。

 

 

 

負担重量について

負担重量に関しては「定量(57kg・牝馬2kg減)」となっています。

 

 

【過去10年分】単勝人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1人気 4-2-2-2/10 40.0% 60.0% 80.0%
2人気 2-2-1-5/10 20.0% 40.0% 50.0%
3人気 1-1-2-6/10 10.0% 20.0% 40.0%
4人気 1-1-1-7/10 10.0% 20.0% 30.0%
5人気 0-2-0-8/10 0.0% 20.0% 20.0%
6人気 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
7人気 1-0-2-7/10 10.0% 10.0% 30.0%
8人気 0-0-1-9/10 0.0% 0.0% 10.0%
9人気 0-1-0-9/10 0.0% 10.0% 10.0%
10人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
11人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
12人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
13人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
14人気 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
15人気 0-0-0-9/9 0.0% 0.0% 0.0%
16人気 1-1-0-7/9 11.1% 22.2% 22.2%

【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【4-2-2-2】で昨年のモズアスコットら4勝をあげ、複勝率80.0%という驚異の数字を残しています。対して、最下位人気の勝利は2014年コパノリッキーで昨年もケイティブレイブが2着に入っており、16頭立ての最下位人気が連対した両年は波乱の決着となっています。順当な決着なのか波乱決着なのか両極端な印象です。ただし、連対馬が5人気以内で馬連2000円未満と堅めで決まったのが過半数の6回と多いので、波乱度合いの見極めが重要となりそうな一戦です。

 

 

【過去10年分】枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1-0-0-18/19 5.3% 5.3% 5.3%
2-1-2-14/19 10.5% 15.8% 26.3%
0-2-2-16/20 0.0% 10.0% 20.0%
1-1-0-18/20 5.0% 10.0% 10.0%
0-1-5-14/20 0.0% 5.0% 30.0%
3-0-1-16/20 15.0% 15.0% 20.0%
2-3-0-15/20 10.0% 25.0% 25.0%
1-2-0-17/20 5.0% 15.0% 15.0%

枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、内枠でも大外枠でも勝ち馬は出ており、そこまで変わらない成績であることから、枠はあまり重要ではないのかもしれません。強いて言えば、最内の枠だけ複勝率が5.3%とかなりの劣勢を示しているので、要注意の枠と言えそうです。また、コースの特性上、スタートしてダートコースに入るまで芝を約150m走るのですが、内枠と比べて外枠の方が約30m芝部分が長いので外枠が有利であることは確かです。

また、東京ダート1600m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。

 

 

 

【過去10年分】脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 2-0-0-8/10 20.0% 20.0% 20.0%
先行 3-2-0-31/36 8.3% 13.9% 13.9%
差し 3-5-7-45/60 5.0% 13.3% 25.0%
追込 2-3-3-44/52 3.8% 9.6% 15.4%

狙っていきたい脚質は逃げ・差し馬で、中でも差し馬は最も馬券に絡みやすい脚質となっています。3・4コーナーはスピードの落ちにくい複合カーブであり、息を入れにくいのでスタミナが求められ、直線が長いのも相まって末脚勝負になる事も多く、差しがそこそこ決まる傾向にあります。また、ペースや展開次第では前が止まらず逃げ切ってしまう年もありましたので、逃げ馬には注意が必要です。

 

 

【過去10年分】前走レース別成績

レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
根岸S(GⅢ) 4-2-2-49/57 7.0% 10.5% 14.0%
東海S(GⅡ) 3-1-1-13/18 16.7% 22.2% 27.8%
チャンピオンズC(GⅠ) 1-2-1-5/9 11.1% 33.3% 44.4%
ジャパンCD(GⅠ) 1-0-1-4/6 16.7% 16.7% 33.3%
フェアウェルS 1-0-0-0/1 100.0% 100.0% 100.0%
川崎記念(GⅠ) 0-3-1-12/16 0.0% 18.8% 25.0%
東京大賞典(GⅠ) 0-2-3-12/17 0.0% 11.8% 29.4%
武蔵野S(GⅢ) 0-0-1-0/1 0.0% 0.0% 100.0%

前走レース別成績で見ると、出走数が断トツで多い根岸S組が【4-2-2-49】で昨年のモズアスコットら最多の4勝をあげているものの、連対率10.5%・複勝率14.0%とやや低めの成績です。ですが前走1着馬にフォーカスを当てると【3-1-1-3】で連対率50.0%・複勝率62.5%とかなり優秀な成績となります。なお、この組の3着以内馬8頭は全て前走3着以内に入っていました。

次に東海S組が【3-1-1-13】で一昨年のインティら3勝をあげ、連対率22.2%・複勝率27.8%となかなかの成績。中でも前走1着馬は【3-0-1-2】で連対率50.0%・複勝率66.7%とこちらもかなり優秀な成績となっています。

また、チャンピオンズC組は【1-2-1-5】で連対率33.3%・複勝率44.4%と高相性。なお、この組の3着以内馬4頭の共通点として、いずれも過去に東京ダート1600m重賞で勝利した経験があります。

 

 

【過去10年分】前走距離別成績

前走距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
〜1200m 0-0-0-6/6 0.0% 0.0% 0.0%
1400m 4-2-2-57/65 6.2% 9.2% 12.3%
1600m 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%
1800m 6-3-3-31/43 14.0% 20.9% 27.9%
1900m 0-0-0-1/1 0.0% 0.0% 0.0%
2000m 0-2-3-13/18 0.0% 11.1% 27.8%
2100m 0-3-1-12/16 0.0% 18.8% 25.0%
2200m〜 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%

前走距離別成績で見ると、阪神開催時のジャパンカップダートを含む前走1800m組が【6-3-3-31】で2015年コパノリッキーら過半数の6勝をあげており、複勝率はトップの27.9%と優秀です。これら距離短縮組が【6-8-7-59】で全3着以内馬30頭中21頭を占めており、複勝率26.3%と好成績を残しています。対して、距離延長組は【4-2-2-63】で連対率8.5%・複勝率11.3%と奮っていません。なお、この組の3着以内馬8頭は全て前走根岸S組でした。

 

 

【過去10年分】前走上がり順位別成績

前走上がり順位 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1位 1-2-2-11/16 6.3% 18.8% 31.3%
2位 4-2-1-9/16 25.0% 37.5% 43.8%
3位 2-0-0-12/14 14.3% 14.3% 14.3%
4〜5位 1-1-1-18/21 4.8% 9.5% 14.3%
6位〜 2-0-2-44/48 4.2% 4.2% 8.3%

前走上がり順位別成績で見ると、前走上がり1位よりもむしろ2位の馬に注目で【4-2-1-9】2013年グレープブランデーら最多の4勝をあげ、複勝率もトップの43.8%とかなり優秀です。1位の馬も決して悪いわけではないので、前走上がり2位以内の馬に注目すべきと言えます。

 

 

【過去10年分】前走着順別成績

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1着 7-4-3-23/37 18.9% 29.7% 37.8%
2着 0-3-3-18/24 0.0% 12.5% 25.0%
3着 1-1-1-16/19 5.3% 10.5% 15.8%
4着 0-0-0-10/10 0.0% 0.0% 0.0%
5着 0-1-1-16/18 0.0% 5.6% 11.1%
6〜9着 1-1-1-25/28 3.6% 7.1% 10.7%
10着〜 1-0-1-19/21 4.8% 4.8% 9.5%

前走着順別成績で見ると、前走1着だった馬が【7-4-3-23】で大半の7勝をあげ、連対率29.7%・複勝率37.8%と高い数字を残しています。なお、この3着以内馬14頭は全て前走で重賞を勝利していました。

 

 

考察

フェブラリーステークスに関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。

 

 

1人気の信頼度はかなり高く、複勝率80.0%という驚異の数字。最下位人気が絡む年もあるため、波乱度合いの見極めが重要。

 

外目の枠の馬に有利に働くコース形態。1枠は他の枠と比べて不振傾向。

 

差しがそこそこ決まる傾向にあるため、差し馬が一番馬券に絡んでいる。逃げ馬の前残りに注意。

 

根岸S組の3着以内馬(特に1着馬)、東海S組の1着馬、チャンピオンズC組で過去に東京ダート1600m重賞で勝利した経験がある馬に注目。

 

距離延長よりも、距離短縮となる馬の方がかなり優勢。

 

前走上がり2位以内の馬に注目すべし。

 

前走重賞を勝利している馬に注目すべし。

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