- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去10年分のデータを提示
この記事の目次
1987年に3歳以上の別定重賞として創設され、当初は11月東京競馬場のダート1400mコースで行われていました。1990年にダート1200mに短縮され、2001年に現在の開催時期に移設されると同時に、距離もダート1400mに戻されました。なお、2014年から本競走の優勝馬には「フェブラリーステークス」の優先出走権が与えられています。
フェブラリーステークスの前哨戦として定着しており、本番よりも1ハロン短い距離になりますが、同じ競馬場で行われる重要なレースなので注目の一戦です。
それでは、根岸ステークスの各種データを見ていきましょう。
まずは、根岸ステークスが行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「別定 (4歳55kg・5歳以上56kg・牝馬2kg減)」となっています。(開催日が2月2日以降の場合は4歳以上56kg)
※2020年2月1日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
※2020年1月31日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 3-3-0-4/10 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
2人気 | 2-1-1-6/10 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
3人気 | 1-3-0-6/10 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
4人気 | 2-0-1-7/10 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
5人気 | 1-0-3-6/10 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
6人気 | 1-1-0-8/10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
7人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8人気 | 0-1-0-9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
9人気 | 0-1-1-8/10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
10人気 | 0-0-3-7/10 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
11人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14人気 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15人気 | 0-0-1-8/9 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
16人気 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。勝ち馬は全て6人気以内の馬で決まっています。中でも1人気が【3-3-0-4】で2017年のカフジテイクら3勝をあげ、連対率・複勝率60.0%と安定した好成績を収めています。注意が必要なのは、2着馬は9人気以内におさまっているものの、3着馬は9人気以下が半数の5頭と多いことです。つまり上位人気から人気薄へのヒモ荒れが多い一戦と言えます。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1-1-3-14/19 | 5.3% | 10.5% | 26.3% | |
1-1-0-17/19 | 5.3% | 10.5% | 10.5% | |
2-4-0-14/20 | 10.0% | 30.0% | 30.0% | |
1-1-2-16/20 | 5.0% | 10.0% | 20.0% | |
1-2-0-17/20 | 5.0% | 15.0% | 15.0% | |
2-0-2-16/20 | 10.0% | 10.0% | 20.0% | |
0-1-3-16/20 | 0.0% | 5.0% | 20.0% | |
2-0-0-17/19 | 10.5% | 10.5% | 10.5% |
枠順別成績は、これまで 枠以外から勝ち馬が出ています。サンプルが少ないので何とも言えませんが、どの枠もそこまで変わらない成績であることから、枠はあまり重要ではないのかもしれません。気になるところで言えば、枠と枠の複勝率が高いところです。スタートから最初のコーナーまで距離があるのでコース形態的に内外であまり不利はなく、そこまで気にしなくて良いかもしれません。ですがこのレースに限っては、相性の良い枠と言えるでしょう。また、東京ダート1400m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 1-4-2-32/39 | 2.6% | 12.8% | 17.9% |
差し | 4-4-4-47/59 | 6.8% | 13.6% | 20.3% |
追込 | 5-2-4-36/47 | 10.6% | 14.9% | 23.4% |
狙っていきたい脚質は差し・追込み馬で、最も馬券に絡みやすい脚質となっています。最後の直線が長いため末脚勝負になる事が多く、差し・追込みがそこそこ決まる傾向にあるようです。また3・4コーナーは複合カーブで、スピードが落ちにくく息を入れづらいため、スタミナが求められます。それプラス、直線の急坂が相まって逃げ馬は厳しいのでしょう。とは言え、結局はペースや展開にもよりますが…
東西 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東馬 | 1-0-0-26/27 | 3.7% | 3.7% | 3.7% |
関西馬 | 9-10-10-92/121 | 7.4% | 15.7% | 24.0% |
地方招待馬 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
東西別成績で見ると、関西馬が【9-10-10-92】でかなり圧倒しています。その中でも上位5人気以内だと【9-7-5-23】で勝ち馬9頭の全てが該当し、複勝率47.7%に跳ね上がります。なお、関東馬で好走したのは2018年1着のノンコノユメ(6人気)のみです。さらに地方所属馬だと3着以内馬が出ていません。
レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
武蔵野S(GⅢ) | 3-0-1-5/9 | 33.3% | 33.3% | 44.4% |
カペラS(GⅢ) | 2-2-1-22/27 | 7.4% | 14.8% | 18.5% |
ギャラクシーS | 2-2-0-7/11 | 18.2% | 36.4% | 36.4% |
チャンピオンズC(GⅠ) | 2-1-2-7/12 | 16.7% | 25.0% | 41.7% |
マイルCS(GⅠ) | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
大和S | 0-2-0-4/6 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
師走S | 0-1-2-0/3 | 0.0% | 33.3% | 100.0% |
ファイナルS | 0-1-1-4/6 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
JBCスプリント | 0-1-0-1/2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
すばるS(L) | 0-0-1-5/6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
兵庫ゴールドT(GⅢ) | 0-0-1-17/18 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
東京大賞典(GⅠ) | 0-0-1-0/1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
前走レース別成績で見ると、武蔵野S組が【3-0-1-5】で2016年のモーニンら最多の3勝をあげ、複勝率44.4%と安定した好成績を収めています。出走数最多のカペラS組は【2-2-1-22】で2019年のコパノキッキングら2勝で、複勝率18.5%ですが、この組の1着馬は【2-2-0-0】なので必ずチェックが必要です。(今回出走していませんが…w)
前走上がり3F | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 3-2-3-11/19 | 15.8% | 26.3% | 42.1% |
2位 | 2-0-1-15/18 | 11.1% | 11.1% | 16.7% |
3位 | 2-0-0-12/14 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
4~5位 | 1-5-0-19/25 | 4.0% | 24.0% | 24.0% |
6位~ | 2-2-4-43/51 | 3.9% | 7.8% | 15.7% |
前走上がり3Fタイム別成績で見ると、前走上がり1位だった馬が【3-2-3-11】で2014年のゴールスキーら最多の3勝をあげ、連対率26.3%・複勝率42.1%と優秀な成績を収めています。さらに深堀ると、この中の3着以内馬8頭中7頭は前走で4着以内に入っていました。差し・追込み馬の成績が良いことからも、速い上りが使える馬は要注目です。
根岸ステークスに関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
1人気馬の信頼度はかなり高い。上位人気馬からのヒモ荒れといった印象。
どの枠もそこまで大きな差はないが、1・3枠の複勝率が高い。
最後の直線が長いため末脚勝負になる事が多く、差し・追込みがそこそこ決まる傾向にある。
関西馬の成績が圧倒的で、その中でも上位5人気以内だと圧巻の成績。
前走武蔵野S組が最も馬券に絡みやすく、次いでチャンピオンズC組とギャラクシーS組。
前走上がり1位だった馬の成績がかなり良い。中でも前走4着以内だとさらに好成績。