データ概要

友道康夫厩舎の勝負気配を感じさせる騎手をまとめていきます。

2020年10月現在、友道厩舎に所属なっている騎手はいません。

友道厩舎は、岩田康誠騎手・藤岡康太騎手・福永祐一騎手・武豊騎手あたりが騎乗機会が多い騎手です。

勝負気配を感じるような場合、どの騎手がそういった騎乗機会を手にしているのでしょうか。

「○○騎手×調教師」から成績を分析し、友道厩舎で買うべき騎手をデータから見ていきたいと思います。

騎手の年齢や成績ととも騎乗依頼も臨機応変に変化してくるので過去10年分のような膨大なデータよりも直近年のデータのほうが役立つはずなので【過去3年分】のデータで見ていきます。

友道厩舎で好成績をおさめている騎手

※「勝率」ではなく過去3年間で勝ち鞍を多くあげている騎手から記載しています。

武豊

その他の目立つ騎手

福永祐一

岩田康誠

M.デムーロ

川田将雅

藤岡康太

吉田隼人

C.ルメール

北村友一

藤井勘一郎

最も騎乗機会が多い騎手は、岩田康誠騎手です。その他の騎手でも何名か紹介していますが、ほとんどが栗東に所属している騎手です。美浦所属の騎手は、吉田隼人騎手が入っています。

注目したいのは吉田隼人騎手は、単回値295・複回値103です。美浦所属の騎手が多く乗るような競馬場で友道厩舎の所属馬が走る場合は吉田騎手を狙っていけば良さそうですね。

友道厩舎乗り替わり時の成績

友道厩舎乗り替わり時の成績

友道厩舎で前走から騎手が乗り替わっている場合の成績は、上記の通りです。友道厩舎の過去3年分の続けて騎乗した場合の成績を見て貰えば分かりますが、乗り替わり時のほうが「勝率」はあがりますが、その他「連対率」「複勝率」は下がります。

続けて騎乗した時の成績

頭固定の馬券を買う場合は乗り替わりのほうが良いですが、複勝など3着以内に入線する馬を拾う場合は、続けて騎乗する騎手を狙ったほうが良いということになります。

友道厩舎でアツい乗り替わりのパターン

武豊騎手の場合

友道厩舎で武豊騎手に乗り替わりがあった時の成績

他の騎手から武豊騎手に乗り替わり時の成績は上記の通りです。友道厩舎の所属馬を武豊騎手が乗る場合の「勝率」は、先ほども紹介しましたが、34.5%です。乗り替わりよりも続けて騎乗しているほうが圧倒的に優れた成績を残しています。

スミヨン騎手からの乗り替わり

外国人騎手に当てがった有力馬の乗り替わりは、かなり狙い目となります。友道厩舎の管理馬で武騎手はかなりの好成績をおさめており、信頼に値する騎手であることがはっきりと分かります。単回値180です。

福永祐一騎手の場合

友道厩舎で福永祐一騎手に乗り替わりがあった時の成績

他の騎手から福永祐一騎手に乗り替わり時の成績は上記の通りです。福永騎手の場合、続けて騎乗する場合と乗り替わりがある場合の「勝率」はあまり変わりません。ただ、「連対率」「複勝率」は下がります。しかし、注目すべき乗り替わりパターンもあるので見ていきましょう。

武豊騎手からの乗り替わり

過去3年で5回しかこの条件がないですが、機会があれば買ったほうが良いです。武豊騎手の騎乗がない、もしくは、別の競馬場で騎乗している際に福永騎手に乗り替わる場合があります。友道厩舎はかなり武豊騎手を信頼しており、続けて勝ち鞍を狙うため馬質が良いものが福永騎手に回る場合があります。単回値170・複回値108と決して高くありませんが、堅実な馬券になるでしょう。

岩田康誠騎手からの乗り替わり

岩田康誠騎手から福永祐一騎手への乗り替わりも狙えるパターンです。単回値77・複回値137と単勝馬券の場合はレースを更に吟味する必要がありますが、友道厩舎は岩田騎手の騎乗回数が多く信頼されている騎手の一人です。馬質も良いものが多いはずで、武豊騎手と同様に岩田騎手が乗れない場面で乗り替わりが発生する可能性が高く、乗り替わりで馬券内に入る可能性が高いです。

藤岡康太騎手からの乗り替わり

藤岡康太騎手からの乗り替わりですが、先ほど紹介した2名からの乗り替わりに比べ成績が良くありません。成績こそ奮いませんが、乗り替わる前のビーチサンバやワグネリアンで好成績を残したのにも関わらずGI競争になると福永騎手に乗り替わるということは藤岡騎手では足りないということから勝負の乗り替わりであったと推測できます。単回値40・複回値101です。

岩田康誠騎手の場合

友道厩舎で岩田康誠騎手に乗り替わりがあった時の成績

他の騎手から岩田康誠騎手に乗り替わり時の成績は上記の通りです。単回値は114とわずかながらプラス域になりますが、複回値は65とマイナスです。続けて騎乗する場合よりも、乗り替わりがあるほうが「勝率」は高くなります。

武豊騎手からの乗り替わり

ピンかパーかといった成績です。ただ、これまで武豊騎手からの乗り替わりが7回ありますが、重賞を除くと更に成績が上がります。重賞は、岩田騎手に乗り替わる場合があります。勝負気配というよりも武豊騎手に先約があったりする場合に友道厩舎で騎乗回数の多い岩田騎手に乗り替わるといったケースが多いのではないでしょうか。平場での乗り替わりがある場合はアツいパターンとだけ覚えておきましょう。

藤岡康太騎手からの乗り替わり

藤岡康太騎手からの乗り替わりは多いものの8回の騎乗があり内馬券内は3回と確実に勝負での乗り替わりというわけではありません。また、同競馬場で乗っている場合もありますが2018年11月3日のスパンキーワールドしか特別なものは見当たりません。また藤岡騎手が別の競馬場で乗っているケースが多くをしめているので特別視するような乗り替わりではなさそうです。ただし、単回値228・複回値116とプラス域です。

C.ルメール騎手からの乗り替わり

M.デムーロ騎手からの乗り替わり

M.デムーロ騎手の場合

友道厩舎でM.デムーロ騎手に乗り替わりがあった時の成績

藤岡康太騎手の場合

友道厩舎で藤岡康太騎手に乗り替わりがあった時の成績

吉田隼人騎手の場合

友道厩舎で吉田隼人騎手に乗り替わりがあった時の成績

他の騎手から吉田隼人騎手に乗り替わり時の成績は上記の通りです。単回値363・複回値110です。正直、友道厩舎では美浦所属の吉田騎手に乗り替わりが一番アツいパターンだと思います。地方開催でこれまで紹介した騎手が乗れない場合など1番手にあがってきている印象です。

藤岡康太騎手からの乗り替わり

かなりアツいパターンです。これも推測になりますが、勝負気配が感じられる馬でこれまでに紹介した騎手が乗れないような場合(地方競馬)は、吉田騎手が1番手にあがるイメージです。前走が藤岡騎手で着順が良かった場合も悪かった場合も吉田隼人騎手に乗り替わりの場合は、引き続き勝負をかけている印象が強く狙い目です。

四位洋文騎手からの乗り替わり

ルメール騎手からの乗り替わり

北村友一騎手からの乗り替わり

津村明秀騎手からの乗り替わり

和田竜二騎手からの乗り替わり

岩田康誠騎手からの乗り替わり

福永祐一騎手からの乗り替わり

まとめ

友道康夫厩舎の管理馬で好成績を残している騎手とその騎手を中心に乗り替わりがあった場合に狙うべき騎手をまとめていきました。

真相は分かりませんが、友道厩舎で勝ちにきているような乗り替わりは地方競馬場においての吉田隼人騎手への乗り替わりがかなり可能性が高いと思います。

岩田騎手や藤岡騎手が多く騎乗機会があるジョッキーですが、騎乗場所の事情による乗り替わりが多く勝負気配があるようなものは有力なジョッキー間で乗り替わりが発生しているようなケースが多く見られます。馬質が高いので記事で紹介したようなものは、騎手が乗り替わった場合でも引き続き注視していきたいパターンとなります。

以上が、「友道康夫厩舎 勝負気配を感じる騎乗騎手まとめ」でした。