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最も逃げ馬の勝率が高い競馬場とは??

データ提示条件
  • 天候・馬場状態は不問とする
  • 2020.10.04までのデータを提示
  • 最大10年分までのデータを提示

(データ分析)最も逃げ馬の勝率が高い競馬場とは??

データ概要

ここでは、過去3年分・過去5年分・過去10年分のデータから最も逃げが決まりやすい競馬場を導き出します。

 

中央競馬開催では、10ヶ所の競馬場が使用されており芝の質や砂の質、そして競馬場の形なども各競馬場により異なります。そのため、馬によっても得意・不得意とする競馬場があるのも事実です。

 

また、その競馬場の特徴などから脚質が逃げ有利な競馬場があるという事実も確かなものです。

 

逃げ馬が勝つ確率が高い競馬場は、過去10年分のデータより数字が示してくれるはずです。この記事を見れば、積極的に逃げ馬を狙っていくべき競馬場が見えてくるでしょう。

 

それでは、逃げ馬の勝率が高い競馬場を見ていきましょう。

 

 

芝レースでの最も逃げ馬の勝率が高い競馬場

 

過去3年分・過去5年分・過去10年分とサンプルデータを増やして見ていきます。

 

過去の推移を見ていくことで競馬場の変化にも気づけると思うのでこういったデータの提示形式で見ていきます。もし、どの蓄積年でも逃げ馬が強い競馬場があればその競馬場は逃げ馬にとって優勢である競馬場と言えるでしょう。

 

 

過去3年分のデータ

競馬場 着別度数 勝率 連対率 複勝率
札幌競馬場 49-33-24-185/291 16.8% 28.2% 36.4%
函館競馬場 67-28-18-146/259 25.9% 36.7% 43.6%
福島競馬場 50-38-49-262/399 12.5% 22.1% 34.3%
新潟競馬場 75-65-47-335/522 14.4% 26.8% 35.8%
東京競馬場 96-93-82-513/784 12.2% 24.1% 34.6%
中山競馬場 105-67-61-454/687 15.3% 25.0% 33.9%
中京競馬場 59-43-47-264/413 14.3% 24.7% 36.1%
京都競馬場 104-87-60-492/743 14.0% 25.7% 33.8%
阪神競馬場 117-90-63-406/676 17.3% 30.6% 39.9%
小倉競馬場 87-59-37-287/470 18.5% 31.1% 38.9%

 

 

過去5年分のデータ

競馬場 着別度数 勝率 連対率 複勝率
札幌競馬場 77-45-41-302/465 16.6% 26.2% 35.1%
函館競馬場 101-55-30-250/436 23.2% 35.8% 42.7%
福島競馬場 91-72-71-425/659 13.8% 24.7% 35.5%
新潟競馬場 132-101-70-561/864 15.3% 27.0% 35.1%
東京競馬場 166-149-122-887/1324 12.5% 23.8% 33.0%
中山競馬場 147-125-98-764/1134 13.0% 24.0% 32.6%
中京競馬場 100-75-78-443/696 14.4% 25.1% 36.4%
京都競馬場 192-142-117-809/1260 15.2% 26.5% 35.8%
阪神競馬場 187-139-101-696/1123 16.7% 29.0% 38.0%
小倉競馬場 132-92-58-502/784 16.8% 28.6% 36.0%

 

 

過去10年分のデータ

競馬場 着別度数 勝率 連対率 複勝率
札幌競馬場 147-100-80-524/851 17.3% 29.0% 38.4%
函館競馬場 218-113-69-523/923 23.6% 35.9% 43.3%
福島競馬場 215-152-125-800/1292 16.6% 28.4% 38.1%
新潟競馬場 276-202-136-1251/1865 14.8% 25.6% 32.9%
東京競馬場 310-288-224-1774/2596 11.9% 23.0% 31.7%
中山競馬場 303-231-181-1480/2195 13.8% 24.3% 32.6%
中京競馬場 154-114-112-859/1239 12.4% 21.6% 30.7%
京都競馬場 413-298-221-1593/2525 16.4% 28.2% 36.9%
阪神競馬場 358-238-197-1433/2226 16.1% 26.8% 35.6%
小倉競馬場 289-182-143-1092/1706 16.9% 27.6% 36.0%

 

過去3年分・過去5年分・過去10年分と各競馬場の逃げ馬の成績を見て頂きました。

 

どの蓄積年も函館競馬場が「勝率」「連対率」「複勝率」においてトップの数値を残していることが分かります。芝競争の逃げ馬にとって函館競馬場は、最も有利に働く競馬場と言えるでしょう。

 

逆に最も逃げ馬にとって不利と言えそうな競馬場は東京競馬場です。やはり長い直線が先行馬や差し馬にとって有利に働くということでしょう。「勝率」のみで、「連対率」「複勝率」に関しては他の競馬場、中山競馬場や・中京競馬場もかなり数値が悪いので覚えておきましょう。

 

芝競争の逃げ馬を買う場合に参考になるデータだと思います。競馬場は必ず確認するようにしてください。

 

 

ダートレースでの最も逃げ馬の勝率が高い競馬場

 

続いては、ダート競争です。芝競争と同様に、過去3年分・過去5年分・過去10年分とサンプルデータを増やして見ていきます。

 

芝競争においては、データサンプルを増やしても逃げが優勢な競馬場が変わらず一目瞭然でしたがダート競争においてはどうでしょうか。見ていきましょう。

 

 

過去3年分のデータ

競馬場 着別度数 勝率 連対率 複勝率
札幌競馬場 36-29-19-123/207 17.4% 31.4% 40.6%
函館競馬場 61-37-21-77/196 31.1% 50.0% 60.7%
福島競馬場 94-44-27-153/318 29.6% 43.4% 51.9%
新潟競馬場 76-64-44-226/410 18.5% 34.1% 44.9%
東京競馬場 114-89-68-530/801 14.2% 25.3% 33.8%
中山競馬場 194-124-81-498/897 21.6% 35.5% 44.5%
中京競馬場 97-70-51-254/472 20.6% 35.4% 46.2%
京都競馬場 196-105-85-443/829 23.6% 36.3% 46.6%
阪神競馬場 125-85-83-513/806 15.5% 26.1% 36.4%
小倉競馬場 72-40-26-139/277 26.0% 40.4% 49.8%

 

 

過去5年分のデータ

競馬場 着別度数 勝率 連対率 複勝率
札幌競馬場 65-46-33-192/336 19.3% 33.0% 42.9%
函館競馬場 101-59-32-135/327 30.9% 48.9% 58.7%
福島競馬場 129-71-54-277/531 24.3% 37.7% 47.8%
新潟競馬場 139-101-70-359/669 20.8% 35.9% 46.3%
東京競馬場 185-147-116-916/1364 13.6% 24.3% 32.8%
中山競馬場 299-202-144-827/1472 20.3% 34.0% 43.8%
中京競馬場 166-118-86-429/799 20.8% 35.5% 46.3%
京都競馬場 342-178-122-772/1414 24.2% 36.8% 45.4%
阪神競馬場 227-155-128-823/1333 17.0% 28.7% 38.3%
小倉競馬場 102-68-43-251/464 22.0% 36.6% 45.9%

 

 

過去10年分のデータ

競馬場 着別度数 勝率 連対率 複勝率
札幌競馬場 126-103-65-374/668 18.9% 34.3% 44.0%
函館競馬場 227-125-87-356/795 28.6% 44.3% 55.2%
福島競馬場 241-132-104-553/1030 23.4% 36.2% 46.3%
新潟競馬場 341-219-135-764/1459 23.4% 38.4% 47.6%
東京競馬場 368-285-225-1764/2642 13.9% 24.7% 33.2%
中山競馬場 547-362-287-1613/2809 19.5% 32.4% 42.6%
中京競馬場 282-212-138-706/1338 21.1% 36.9% 47.2%
京都競馬場 649-393-262-1579/2883 22.5% 36.1% 45.2%
阪神競馬場 487-341-230-1562/2620 18.6% 31.6% 40.4%
小倉競馬場 296-174-102-621/1193 24.8% 39.4% 47.9%

 

過去3年分・過去5年分・過去10年分と各競馬場の逃げ馬の成績を見て頂きました。

 

どの蓄積年も函館競馬場が「勝率」「連対率」「複勝率」においてトップの数値を残していることが分かります。ダート競争の逃げ馬にとって函館競馬場は、最も有利に働く競馬場と言えるでしょう。

 

逆に最も逃げ馬にとって不利と言えそうな競馬場は東京競馬場です。「勝率」「連対率」「複勝率」のすべての項目において最も悪い成績となっており、他の競馬場に比べ差もかなりあります。逃げ馬を買う場合は要注意です。

 

ダート競争の逃げ馬を買う場合に参考になるデータだと思います。競馬場は必ず確認するようにしてください。

 

 

まとめ

芝競争・ダート競争に分けて逃げ馬に有利な競馬場を導き出しました。

 

正直、どの競馬場も逃げ馬は高い「勝率」をおさめており馬の脚質においては最も狙っていきたいものです。逃げ馬だけを仮に買い続けることができれば単回値はほとんどの競馬場で100を超えてきますからね。

 

しかし、前走後ろからいった馬が次走では逃げの手を打ったり。逃げると予想した馬が逃げなかったり・・・正直なところ全てのレースで逃げ馬の馬券を買うということは不可能です。

 

しかし、脚質が逃げの馬。そして、テンの速さなどもある程度予測することができればどの馬が逃げるのか、はたまた先団につけるのか、中団で脚を溜めるのかなど精度も上がってくるでしょう。

 

今回のデータ分析では、逃げ馬が強い競馬場を探すというものなので深掘りはしませんが、仮に逃げ馬の「勝率」が高い競馬場で、逃げ馬を絞り馬券を買い続けることができるならば競馬における収支はプラスです。

 

芝・ダート共に函館競馬場が最も逃げ馬にとって有利に働く競馬場ですので、意識して馬券を買うようにしてくださいね。

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