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朝日杯フューチュリティステークスGI(2021年)データまとめ

データ提示条件
  • 天候は不問とする
  • 馬場状態は不問とする
  • 過去7年分のデータを提示

朝日杯FSデータまとめ

朝日杯フューチュリティステークスについて

阪神競馬場・芝1600m(外回り)コースが舞台のGⅠ・2歳限定戦です。

将来性豊かな若駒が競い合うレースとして定着しており、2歳王者に輝くのはどの馬か、注目の一戦です。

 

それでは、朝日杯フューチュリティステークスの各種データを見ていきましょう。

 

 

前提条件

例年、朝日杯フューチュリティステークスは阪神競馬場で行われていますが、過去10年を遡ると2013年までは中山競馬場で行われております。ですので、該当する3年は除外して、過去7年間のデータで検証します。

 

 

コースの特徴

まずは、朝日杯フューチュリティステークスが行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。

 

 

 

負担重量について

負担重量に関しては「馬齢 (牡馬55kg・牝馬54kg)」となっています。

 

 

【過去7年分】単勝人気別成績

人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1人気 3-1-2-1/7 42.9% 57.1% 85.7%
2人気 2-2-1-2/7 28.6% 57.1% 71.4%
3人気 0-1-1-5/7 0.0% 14.3% 28.6%
4人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
5人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
6人気 1-0-0-6/7 14.3% 14.3% 14.3%
7人気 1-1-0-5/7 14.3% 28.6% 28.6%
8人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
9人気 0-1-0-6/7 0.0% 14.3% 14.3%
10人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
11人気 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%
12人気 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%
13人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
14人気 0-1-1-5/7 0.0% 14.3% 28.6%
15人気 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%
16人気 0-0-0-6/6 0.0% 0.0% 0.0%
17人気 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%
18人気 0-0-0-2/2 0.0% 0.0% 0.0%

【過去7年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【3-1-2-1】で一昨年のサリオスら最多の3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率全てでトップの成績をおさめています。以下、2人気が2勝、6・7人気が各1勝ずつあげています。(7人気での勝利馬は昨年のグレナディアガーズです)

2・3着馬は下位人気まで幅広く分布しており、10人気以下に4頭もいるので伏兵の台頭には十分注意が必要です。

配当面では、過去7年で3連単10万円以上が2回あり、伏兵の激走が目立ち波乱が十分に考えられるレースと言えます。

 

 

【過去7年分】枠順別成績

枠番 着別度数 勝率 連対率 複勝率
3-1-0-9/13 23.1% 30.8% 30.8%
0-0-3-11/14 0.0% 0.0% 21.4%
1-1-0-12/14 7.1% 14.3% 14.3%
1-2-1-10/14 7.1% 21.4% 28.6%
0-2-1-11/14 0.0% 14.3% 21.4%
0-1-0-13/14 0.0% 7.1% 7.1%
0-0-2-14/16 0.0% 0.0% 12.5%
2-0-0-14/16 12.5% 12.5% 12.5%

枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、まず注目すべきなのが枠で、勝率・連対率・複勝率においてトップの成績であり、このレースにおいては相性の良い枠と言えます。また、内から枠までの複勝率が高いので、内よりの枠が狙い目と言えるでしょう。

ですが、大外の枠から勝ち馬が2頭も出ているので、あまり枠を気にしすぎる必要はないかもしれません。

なお、馬番別で見ると[5番]・[12番]・[16番]・[18番]は過去10年で一度も3着内に入っておらずかなりの不振傾向にあります。

また、阪神芝1600m(外回り)全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。

 

 

 

【過去7年分】脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-0-1-6/7 0.0% 0.0% 14.3%
先行 4-1-1-21/27 14.8% 18.5% 22.2%
差し 2-5-4-36/47 4.3% 14.9% 23.4%
追込 1-1-1-31/34 2.9% 5.9% 8.8%

狙っていきたい脚質は「差し馬」です。複勝率においてトップの成績で最も馬券に絡みやすい脚質となっています。

最後の直線も長く、ゴール前の急坂も相まって差しが決まりやすくなるのでしょう。とは言え、昨年のグレナディアガーズや一昨年のサリオスらがハイペースの中、番手から直線抜け出して勝ったようにトラックバイアスやペース次第で当然結果は変わってきます。バイアスやペースを見極めていきたいレースとも言えますね。

 

 

【過去7年分】前走クラス別成績

前走クラス 着別度数 勝率 連対率 複勝率
新馬 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
未勝利 1-0-1-9/11 9.1% 9.1% 18.2%
1勝 2-0-0-21/23 8.7% 8.7% 8.7%
2勝
3勝
OPEN特別 0-0-1-15/16 0.0% 0.0% 6.3%
GIII 2-3-1-14/20 10.0% 25.0% 30.0%
GII 1-4-4-31/40 2.5% 12.5% 22.5%
GI
地方 0-0-0-3/3 0.0% 0.0% 0.0%
海外

前走クラス別成績で見ると、出走頭数最多の前走GII組が【1-4-4-31】で複勝率22.5%とそこそこの成績を残しています。

この組はデイリー杯2歳S組に注目で【1-2-2-15】複勝率25.0%とまずまず。さらにこの組の勝利馬は【1-1-1-2】複勝率60.0%と跳ね上がり、好走馬3頭はいずれも当日上位2人気以内に支持されていました。

京王杯2歳S組は【0-2-2-16】複勝率20.0%。この組の好走馬4頭中3頭は京王杯2歳Sで勝利をおさめていました。

 

 

【過去7年分】前走人気別成績

前走人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1人気 5-2-5-16/28 17.9% 25.0% 42.9%
2人気 2-1-0-20/23 8.7% 13.0% 13.0%
3人気 0-3-0-11/14 0.0% 21.4% 21.4%
4人気 0-0-1-10/11 0.0% 0.0% 9.1%
5人気 0-0-0-13/13 0.0% 0.0% 0.0%
6〜9人気 0-0-1-19/20 0.0% 0.0% 5.0%
10人気〜 0-1-0-5/6 0.0% 16.7% 16.7%

前走人気別成績で見ると、前走3人気以内だった馬は【7-6-5-47】で過去7年の3着以内馬21頭中大半の18頭がこれに該当しており、複勝率27.7%と好成績。

対して、前走4人気以下だった馬は【0-1-2-47】で複勝率6.0%とかなりの差が生まれているので、ここを基準に線引きすると分かりやすいかもしれません。

 

 

【過去7年分】前走着順別成績

前走着順 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1着 7-4-5-43/59 11.9% 18.6% 27.1%
2着 0-1-1-17/19 0.0% 5.3% 10.5%
3着 0-0-1-8/9 0.0% 0.0% 11.1%
4着 0-1-0-3/4 0.0% 25.0% 25.0%
5着 0-0-0-6/6 0.0% 0.0% 0.0%
6〜9着 0-1-0-14/15 0.0% 6.7% 6.7%
10着〜 0-0-0-3/3 0.0% 0.0% 0.0%

前走着順別成績で見ると、前走1着以内だった馬は【7-4-5-43】で過去7年の3着以内馬21頭中大半の16頭がこれに該当しており、複勝率27.1%と好成績。

対して、前走2着以下だった馬は【0-3-2-51】で複勝率8.9%とかなりの差が生まれているので、前走人気別成績と同じように、ここを基準に線引きすると分かりやすいかもしれません。

 

 

【過去7年分】誕生月別成績

誕生月 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1月 2-1-1-4/8 25.0% 37.5% 50.0%
2月 2-5-1-19/27 7.4% 25.9% 29.6%
3月 2-1-3-31/37 5.4% 8.1% 16.2%
4月 1-0-2-33/36 2.8% 2.8% 8.3%
5月 0-0-0-7/7 0.0% 0.0% 0.0%

誕生月別成績で見ると、早生まれであればあるほど好走傾向にあります。

1月〜3月生まれの馬は【6-7-5-54】で過去7年の3着以内馬21頭中大半の18頭がこれに該当しており、複勝率25.0%と好成績。

対して、4月以降生まれの馬は【1-0-2-40】で複勝率7.0%と大きな差が生まれているので、出走馬の誕生月は要チェックと言えます。

 

 

【過去7年分】キャリア別成績

キャリア 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1戦 1-0-0-1/2 50.0% 50.0% 50.0%
2戦 2-3-2-22/29 6.9% 17.2% 24.1%
3戦 3-3-1-27/34 8.8% 17.6% 20.6%
4戦 1-1-4-23/29 3.4% 6.9% 20.7%
5戦〜 0-0-0-21/21 0.0% 0.0% 0.0%

キャリア別成績で見ると、キャリア1戦の馬はサンプルが少ないので置いておくとして、キャリア2戦馬が【2-3-2-22】で複勝率24.1%とトップの成績を収めています。この好走した7頭中6頭は前走で勝利を収めていました。

なお、キャリア5戦以上の馬は一度も馬券に絡んだことがなく不振傾向にあります。

 

 

【過去7年分】東西別成績

東西 着別度数 勝率 連対率 複勝率
関東馬 3-1-2-18/24 12.5% 16.7% 25.0%
関西馬 4-6-5-76/91 4.4% 11.0% 16.5%

東西別成績で見ると、出走頭数こそ少ないものの関東馬が関西馬を圧倒しており勝率では約3倍もの差がついているため、ここは関東馬を中心視したいところです。

 

 

考察

朝日杯フューチュリティステークスに関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。

 

 

1人気の信頼度はかなり高いが、伏兵の激走が目立ち波乱が十分に考えられるレース。

 

[1]枠がかなりの好成績で、[1]〜[5]枠までの内よりの枠が狙い目。馬番別で見ると[5番]・[12番]・[16番]・[18番]は不振傾向。

 

ペースやトラックバイアス次第だが、差し馬の成績が良く狙い目。

 

前走デイリー杯2歳Sを勝利し、当日2人気以内なら要注目。

 

前走3人気以内または前走1着だった馬が好成績。

 

早生まれであればあるほど好走傾向。

 

キャリア2戦馬が好成績で、中でも前走勝利した馬は好走傾向。

 

出走頭数こそ少ないものの関東馬が関西馬を圧倒。特に勝率は約3倍もの差。

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