- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去10年分のデータを提示
この記事の目次
東京競馬場・芝1800mコースが舞台のGⅡ・3歳以上別定戦です。
秋の東京開催の開幕を飾るレースで、古馬のみならず、3歳の実力馬が登場することもあり出走馬のレベルは非常に高いです。実績馬の秋の始動戦となることが多く、今秋のマイル〜中距離GⅠ戦線を占う注目の一戦です。なお、勝利馬には天皇賞・秋への優先出走権が与えられています。
それでは、毎日王冠の各種データを見ていきましょう。
まずは、毎日王冠が行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「別定(3歳54kg・4歳以上56kg・牝馬2kg減)」となっています。
※2020年10月10日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
※2020年10月9日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 7-0-0-3/10 | 70.0% | 70.0% | 70.0% |
2人気 | 0-2-0-8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
3人気 | 1-2-1-6/10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
4人気 | 1-2-1-6/10 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
5人気 | 0-1-4-5/10 | 0.0% | 10.0% | 50.0% |
6人気 | 0-1-1-8/10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7人気 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
8人気 | 1-0-0-9/10 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
9人気 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
10人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11人気 | 0-1-1-7/9 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
12人気 | 0-1-0-5/6 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
13人気 | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14人気 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15人気 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16人気 | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【7-0-0-3】で昨年のサリオスら最多の7勝をあげ、勝つか負けるかの両極端ですが、勝率70.0%、2018年から3連勝中と高成績をおさめています。以下、3・4・8人気が各1勝ずつあげています。(8人気での勝利馬は2014年のエアソミュールです)
2・3着馬は下位人気まで幅広く分布しており、伏兵の激走は十分考えられます。
配当面では、過去10年で3連単10万円以上が2回あり波乱もあるレースと言えますが、1人気が7勝もしているので基本は堅め決着。特に近3年は⦅10170円→1000円→3430円⦆とガチガチの結果となっています。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
0-0-2-9/11 | 0.0% | 0.0% | 18.2% | |
2-0-0-10/12 | 16.7% | 16.7% | 16.7% | |
0-1-0-11/12 | 0.0% | 8.3% | 8.3% | |
0-4-2-8/14 | 0.0% | 28.6% | 42.9% | |
0-1-2-13/16 | 0.0% | 6.3% | 18.8% | |
3-2-3-11/19 | 15.8% | 26.3% | 42.1% | |
3-0-0-17/20 | 15.0% | 15.0% | 15.0% | |
2-2-1-15/20 | 10.0% | 20.0% | 25.0% |
枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、まず注目すべきなのが枠で、最多タイの3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率全てにおいてトップクラスの成績であり、このレースにおいては相性の良い枠と言えます。この枠から外の・枠を合わせると8勝もしていることから、外枠が狙い目と言えるでしょう。
コース形態的には「スタートから2コーナーを斜めに横切って向正面に入る造りで、スタートから2コーナーまでの距離が約160mしかないため、外枠が非常に不利なコース形態」と言えますが、内寄りの枠はあまり奮っておらず、このレースに限っては枠より外が良さそうです。
なお、馬番別で見ると[11番]・[14番]・[15番]・[16番]は過去10年で一度も3着内に入っておらずかなりの不振傾向にあります。
また、東京芝1800m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 2-2-1-5/10 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
先行 | 3-2-2-26/33 | 9.1% | 15.2% | 21.2% |
差し | 2-5-5-33/45 | 4.4% | 15.6% | 26.7% |
追込 | 3-1-2-30/36 | 8.3% | 11.1% | 16.7% |
狙っていきたい脚質は「逃げ・先行馬」です。特に「逃げ馬」は複勝率が50.0%もあり、逃げれば半数は馬券に絡むという絶対に抑えておくべき脚質です。「先行馬」も最多タイの3勝をあげ、勝率9.1%は2番目の成績。開幕週ということもあり、前にいる馬の成績が良いことは明白なので、ハナ〜好位のポジションを取れる先行力のある馬を狙っていきたいですね。
前走クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
新馬 | – | – | – | – |
未勝利 | – | – | – | – |
1勝 | – | – | – | – |
2勝 | – | – | – | – |
3勝 | 0-0-0-2/2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OPEN特別 | 0-0-1-5/6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
GIII | 3-3-5-36/47 | 6.4% | 12.8% | 23.4% |
GII | 2-1-1-11/15 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
GI | 4-6-3-37/50 | 8.0% | 20.0% | 26.0% |
地方 | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
海外 | 1-0-0-2/3 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
前走クラス別成績で見ると、最も出走頭数の多い前走GI組が【4-6-3-37】で一昨年のダノンキングリーら4勝をあげており、連対率20.0%・複勝率26.0%とそこそこの成績を残しています。この組は日本ダービー組が【2-2-0-4】複勝率50.0%と好走が目立っています。
次に出走頭数の多い前走GⅢ組も【3-3-5-36】で複勝率23.4%なので、前走重賞レースであればそこまで大差はなさそうです。この組はエプソムC組が【3-1-2-7】複勝率46.2%と好走が目立っています。
前走人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 3-1-3-9/16 | 18.8% | 25.0% | 43.8% |
2人気 | 3-0-1-11/15 | 20.0% | 20.0% | 26.7% |
3人気 | 1-2-0-6/9 | 11.1% | 33.3% | 33.3% |
4人気 | 0-0-2-9/11 | 0.0% | 0.0% | 18.2% |
5人気 | 2-1-1-8/12 | 16.7% | 25.0% | 33.3% |
6〜9人気 | 0-4-3-29/36 | 0.0% | 11.1% | 19.4% |
10人気〜 | 0-2-0-20/22 | 0.0% | 9.1% | 9.1% |
※前走海外レースはカウントしていません。
前走人気別成績で見ると、前走1人気馬が【3-1-3-9】複勝率43.8%でトップの成績を残しています。前走2人気馬も3勝をあげており、前走上位2人気以内だった馬には要注目です。
なお、過去10年の勝利馬(2013年のエイシンフラッシュ1頭を除く)は全て前走重賞レースで5人気以内に支持されていました。
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 4-4-4-15/27 | 14.8% | 29.6% | 44.4% |
2着 | 3-2-1-11/17 | 17.6% | 29.4% | 35.3% |
3着 | 1-0-1-4/6 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
4着 | 0-0-1-7/8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
5着 | 1-0-1-5/7 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
6〜9着 | 1-2-2-25/30 | 3.3% | 10.0% | 16.7% |
10着〜 | 0-2-0-27/29 | 0.0% | 6.9% | 6.9% |
前走着順別成績で見ると、上位着順の好走が目立っています。特に3着以内だと【8-6-6-30】複勝率40.0%もあるため、前走3着内馬は評価を上げても良さそうです。
対して、前走4着以下だった馬は【2-4-4-64】で複勝率13.5%とかなりの差が生まれているので、ここを基準に線引きすると分かりやすいかもしれません。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 3-3-0-11/17 | 17.6% | 35.3% | 35.3% |
4歳 | 4-2-5-21/32 | 12.5% | 18.8% | 34.4% |
5歳 | 2-2-3-22/29 | 6.9% | 13.8% | 24.1% |
6歳 | 1-3-1-18/23 | 4.3% | 17.4% | 21.7% |
7歳 | 0-0-1-16/17 | 0.0% | 0.0% | 5.9% |
8歳 | 0-0-0-6/6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
年齢別成績で見ると、3歳馬が【3-3-0-11】で近2年のダノンキングリー、サリオスらクラシック好走馬が勝利をあげており、連対率・複勝率35.3%はトップの成績を残しているので中心視したい年齢です。
若い年齢であればあるほど好走率が高くなっているので、迷った時は年齢に注目しても良いかもしれませんね。
毎日王冠に関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
1人気は勝つか負けるかの両極端だが、勝率70.0%でトップの成績。基本は堅め決着で、特に近3年はガチガチ。
[6]枠が好成績で相性の良い枠。馬番で見ると[11番]・[14番]・[15番]・[16番]は過去10年で一度も3着内に入っておらず、かなりの不振傾向。
「逃げ馬」がトップの成績で最も馬券に絡みやすい脚質。「先行馬」も3勝しておりハナ〜好位のポジションを取れる先行力のある馬が狙い目。
前走GⅠ組は日本ダービー組の、前走GⅢ組はエプソムC組の好走が目立っている。
前走5人気以内または前走3着以内だった馬が好成績。
若い年齢であればあるほど好走率が高くなっている。