- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去10年分のデータを提示
この記事の目次
中山競馬場・芝2500mコースが舞台のGⅡ・4歳以上別定戦です。天皇賞・春の前哨戦であり、優勝馬には優先出走権が与えられています。
春の天皇賞へ向けての重要な前哨戦として定着しており、大一番へ調子を上げるステイヤーが現れるのか注目の一戦です。
それでは、日経賞の各種データを見ていきましょう。
まずは、日経賞が行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「別定 (4歳55kg・5歳以上56kg・牝馬2kg減)」となっています。
※2020年3月28日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
※2020年3月27日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 4-2-1-3/10 | 40.0% | 60.0% | 70.0% |
2人気 | 1-3-0-6/10 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
3人気 | 2-0-2-6/10 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
4人気 | 2-0-2-6/10 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
5人気 | 0-1-0-9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6人気 | 0-0-3-7/10 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
7人気 | 0-2-1-7/10 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
8人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
9人気 | 0-1-1-8/10 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
10人気 | 0-1-0-8/9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
11人気 | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12人気 | 1-0-0-7/8 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
13人気 | 0-0-0-6/6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14人気 | 0-0-0-6/6 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15人気 | 0-0-0-3/3 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16人気 | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【4-2-1-3】で昨年のミッキスワローら4勝をあげ、連対率60.0%・複勝率70.0%という好成績を残しており、1人気はかなり信頼できる数字となっています。加えて、勝ち馬は10頭中9頭は4人気以内からと頭は人気サイドの決着という印象です。ですが、2・3着馬は6〜10人気【0-4-5-40】で半数が該当しているので、人気馬からのヒモ荒れが十分に考えられる一戦となっています。ちなみに、12人気の勝ち馬は2012年のネコパンチです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2-1-0-8/11 | 18.2% | 27.3% | 27.3% | |
0-1-2-10/13 | 0.0% | 7.7% | 23.1% | |
0-1-0-15/16 | 0.0% | 6.3% | 6.3% | |
0-1-2-13/16 | 0.0% | 6.3% | 18.8% | |
2-2-1-13/18 | 11.1% | 22.2% | 27.8% | |
1-4-1-12/18 | 5.6% | 27.8% | 33.3% | |
2-0-2-15/19 | 10.5% | 10.5% | 21.1% | |
3-0-2-15/20 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
枠順別成績は、サンプルが少ないので何とも言えませんが、外目の~枠に入った馬が【8-6-6-55】で8勝をあげ、連対率18.7%・複勝率26.7%の好成績を残しています。中でも枠は最も馬券に絡んでおり、複勝率も33.3%ですので要注目の枠番となっております。対して内目の~枠に入った馬は【2-4-4-46】で連対率10.7%・複勝率17.9%とかなり劣勢を示しており、基本的に内枠有利のはずである中山芝2500mでこの差があることは見落とせません。このレースに限ってはデータ的に内外を気にしすぎる必要はないのかもしれませんね。なお、枠は2着が一度だけとかなりの不振傾向にあります。
また、中山芝2500m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 2-0-0-9/11 | 18.2% | 18.2% | 18.2% |
先行 | 4-5-4-21/34 | 11.8% | 26.5% | 38.2% |
差し | 3-4-6-39/52 | 5.8% | 13.5% | 25.0% |
追込 | 1-1-0-32/34 | 2.9% | 5.9% | 5.9% |
狙っていきたい脚質は先行馬で、最多の4勝をあげており馬券内30頭中13頭がこの脚質。当然、複勝率が高く馬券に絡みやすい脚質となっています。好位・中団あたりで上手く脚を溜めることの出来た馬に有利に働きそうです。追込み馬は成績からもそうですが、捲っての直線一気はやはり難しいみたいです。また、逃げ馬の2勝は2012年のネコパンチ(重)と、2019年のメイショウテッコン(稍重)ですが、良馬場の時に逃げて好走した馬は1頭もいません。ですので、当日の馬場は気にしておいた方が良さそうです。
レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
日経新春杯(GⅡ) | 3-1-2-6/12 | 25.0% | 33.3% | 50.0% |
有馬記念(GⅠ) | 2-3-2-6/13 | 15.4% | 38.5% | 53.8% |
京都記念(GⅡ) | 1-2-0-8/11 | 9.1% | 27.3% | 27.3% |
AJCC(GⅡ) | 1-1-3-11/16 | 6.3% | 12.5% | 31.3% |
ジャパンC(GⅠ) | 1-1-0-2/4 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
ダイヤモンドS(GⅢ) | 1-0-0-13/14 | 7.1% | 7.1% | 7.1% |
松籟S | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
菊花賞(GⅠ) | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
早春S | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
小倉大賞典(GⅢ) | 0-0-1-0/1 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
ステイヤーズS(GⅡ) | 0-0-1-1/2 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
中山記念(GⅡ) | 0-0-1-7/8 | 0.0% | 0.0% | 12.5% |
前走レース別成績で見ると、有馬記念組の成績がかなり良く好走馬が7頭。次いで日経新春杯組の6頭、AJCC組の5頭とこの3レースで好走馬の半数以上を占めています。京都記念組、ジャパンC組の好走も目立つため、前走芝2200〜2400mのGⅡ以上で走っていた馬が有力となりそうです。
東西 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東馬 | 4-3-4-54/65 | 6.2% | 10.8% | 16.9% |
関西馬 | 6-7-6-46/65 | 9.2% | 20.0% | 29.2% |
地方招待馬 | 0-0-0-1/1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
東西別成績で見ると、中山競馬場であるのに関西馬が関東馬を圧倒しており、ほぼダブルスコアの成績差となっております。出走頭数も同じであることから、ここは関西馬を中心視したいところです。
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
前走と同騎手 | 7-4-6-34/51 | 13.7% | 21.6% | 33.3% |
乗り替わり | 3-6-4-67/80 | 3.8% | 11.3% | 16.3% |
前走からの騎手別成績で見ると、騎手が乗り替わった馬よりも、前走と同騎手が騎乗した馬の方が好成績を残しており、かなり大きな差となっております。ちなみに、2018年から2020年まで3年連続で前走と同騎手が騎乗した馬が1・2着を独占しています。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 5-7-2-17/31 | 16.1% | 38.7% | 45.2% |
5歳 | 2-1-3-22/28 | 7.1% | 10.7% | 21.4% |
6歳 | 3-1-2-26/32 | 9.4% | 12.5% | 18.8% |
7歳 | 0-1-2-16/19 | 0.0% | 5.3% | 15.8% |
8歳〜 | 0-0-1-20/21 | 0.0% | 0.0% | 4.8% |
年齢別成績で見ると、4歳馬が【5-7-2-17】で2017年のシャケトラら5勝をあげ、連対率38.7%・複勝率45.2%とかなり高い数字を残しているので中心視したい年齢です。そこからは、年齢が上がっていくにつれて成績も乏しくなっているので、4・5歳馬の若かくてフレッシュな馬を狙うのが良いのかもしれませんね。
日経賞に関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
1人気の信頼度はかなり高く、勝ち馬は人気サイドの決着。2・3着馬は伏兵の台頭も。
基本的に内枠有利のコースだが、このレースに限っては外枠の成績が良い。特に6枠。
好位・中団あたりで上手く脚を溜めた先行・差し馬が有利。良馬場での逃げ馬は皆無。
前走芝2200〜2400mのGⅡ以上で走っていた馬が有力。
関西馬の方が成績が良く、関東馬を圧倒。
3年連続で前走と同騎手が騎乗した馬が1・2着を独占中。
4歳馬の成績がかなり良く中心視するべき。