- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去10年分のデータを提示
この記事の目次
1967年に4歳以上のハンデキャップ重賞として創設され、現在と同じ小倉競馬場の芝1800mコースで行われていました。1984年にGⅢに格付けされ、幾度かの開催時期変更の後、2013年から現在と同時期の2月中旬〜下旬に行われるようになり、今に至っています。
ローカルのハンデ戦らしく、様々なタイプの馬が集う一戦となっています。ここから大舞台への飛躍を目指す馬や、過去に大きいレースで実績を残した馬、そしてこの路線の常連など、それぞれの現在の力量とハンデが鍵を握る注目のレースです。
それでは、小倉大賞典の各種データを見ていきましょう。
まずは、小倉大賞典が行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「ハンデキャップ」となっています。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 2-1-2-5/10 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
2人気 | 1-1-1-7/10 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
3人気 | 2-0-0-8/10 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
4人気 | 2-0-2-6/10 | 20.0% | 20.0% | 40.0% |
5人気 | 1-0-3-6/10 | 10.0% | 10.0% | 40.0% |
6人気 | 2-2-0-6/10 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
7人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8人気 | 0-2-0-8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
9人気 | 0-1-0-9/10 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
10人気 | 0-2-0-8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
11人気 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
12人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14人気 | 0-0-1-9/10 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
15人気 | 0-1-0-7/8 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
16人気 | 0-0-0-7/7 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【2-1-2-5】で2018年のトリオンフら2勝をあげ、複勝率50.0%と好成績を残しています。次いで3・4・6人気が各2勝、2・5人気が各1勝と勝ち馬は上位6人気以内で決まっています。ですが、2・3着馬に関しては下位人気まで幅広く分布しており、波乱傾向の強いレースとなっています。特に近3走は、10人気以下の人気薄が3着以内に1頭ずつ激走しており、近4年を含む10年中6年で3連単10万円以上の配当が出ています。2・3着馬に来るであろう伏兵には注意が必要です。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1-4-3-10/18 | 5.6% | 27.8% | 44.4% | |
2-1-1-14/18 | 11.1% | 16.7% | 22.2% | |
2-1-1-16/20 | 10.0% | 15.0% | 20.0% | |
2-0-0-18/20 | 10.0% | 10.0% | 10.0% | |
1-0-0-18/19 | 5.3% | 5.3% | 5.3% | |
0-0-4-16/20 | 0.0% | 0.0% | 20.0% | |
2-3-0-15/20 | 10.0% | 25.0% | 25.0% | |
0-1-1-18/20 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
枠順別成績は、内目の~ 枠に入った馬が【7-6-5-58】で7勝をあげ、連対率17.1%・複勝率23.7%の好成績を残しています。中でも最内の枠は連対率・複勝率ともにトップの成績ですので要注目の枠番となっております。対して外目の~ 枠に入った馬は【3-4-5-67】で連対率8.9%・複勝率15.2%と劣勢を示しており、連対率は2倍・複勝率は1.5倍ほどの差があることは見落とせません。
また、小倉芝1800m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 4-0-1-9/14 | 28.6% | 28.6% | 35.7% |
先行 | 3-3-4-27/37 | 8.1% | 16.2% | 27.0% |
差し | 1-6-4-47/58 | 1.7% | 12.1% | 19.0% |
追込 | 3-1-1-37/42 | 4.5% | 6.8% | 9.1% |
狙っていきたい脚質は逃げ・先行馬で、中でも逃げ馬は最も馬券に絡みやすい脚質となっています。3・4コーナーはスピードの落ちにくいスパイラルカーブのため前残りになりやすく、最後の直線も平坦で短いため、逃げ・先行馬が有利になるのでしょう。とは言え、ペースや展開次第では瞬発力の高い馬が中団〜後方から差すというパターンも見られます。
斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
51kg〜 | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
52kg〜 | 0-1-0-12/13 | 0.0% | 7.7% | 7.7% |
53kg〜 | 0-1-1-6/8 | 0.0% | 12.5% | 25.0% |
54kg〜 | 1-1-0-26/28 | 3.6% | 7.1% | 7.1% |
55kg〜 | 3-1-4-28/36 | 8.3% | 11.1% | 22.2% |
56kg〜 | 2-2-2-28/34 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
57kg〜 | 3-3-3-19/28 | 10.7% | 21.4% | 32.1% |
58kg〜 | 1-1-0-2/4 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
負担重量別成績で見ると、勝ち馬は全て54kg以上の馬から出ており、斤量が上がるにつれて勝率も高くなる傾向にあります。57kg以上の馬が【4-4-3-21】で昨年のカデナ(57kg)ら4勝をあげており、複勝率34.4%の好成績を残しています。つまり、57kg以上のハンデの重い馬から見ていくのが良さそうです。
前走距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
〜1400m | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1600m | 1-2-3-32/38 | 2.6% | 7.9% | 15.8% |
1800m | 0-2-0-20/22 | 0.0% | 9.1% | 9.1% |
2000m | 6-2-4-48/60 | 10.0% | 13.3% | 20.0% |
2200m | 1-0-1-5/7 | 14.3% | 14.3% | 28.6% |
2400m | 1-3-2-10/16 | 6.3% | 25.0% | 37.5% |
2500m | 1-1-0-2/4 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
2600m〜 | 0-0-0-4/4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走距離別成績で見ると、今回距離短縮となる馬が【9-6-7-69】で一昨年のスティッフェリオら大半の9勝をあげており、連対率16.5%・複勝率24.2%で好成績を収めています。ちなみに、昨年の1・3着馬がこれに該当しており、毎年1頭は3着内に入っています。中でも前走2400〜2500mだった馬は【2-4-2-12】で複勝率40.0%もあり要注目なのですが、今年のメンバーで該当している馬はいません…wなお、今回距離延長となる馬は【1-2-3-36】で複勝率14.3%、同距離の1800mだった馬は【0-2-0-20】で複勝率9.1%と不振傾向にあります。
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ディープインパクト | 3-4-2-10/19 | 15.8% | 36.8% | 47.4% |
キングカメハメハ | 1-1-1-11/14 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
ダイワメジャー | 1-0-2-5/8 | 12.5% | 12.5% | 37.5% |
タートルボウル | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
Giant’s Causeway | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ゴスホークケン | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
アドマイヤベガ | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ステイゴールド | 1-0-0-8/9 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
Frankel | 0-1-0-1/2 | 0.0% | 50.0% | 50.0% |
マーベラスサンデー | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
ロージズインメイ | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
ジャングルポケット | 0-1-0-4/5 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
マンハッタンカフェ | 0-1-0-5/6 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
サンプルが少ないため種牡馬の成績は参考程度ですが、1番出走数の多いディープインパクト産駒に注目で【3-4-2-10】で昨年のカデナら3勝をあげ、連対率36.8%、複勝率47.4%と非常に高い数字を残しています。ちなみに、昨年は上位3着までを独占していました。今年の出走馬で当てはめれば、カデナ・ドゥオーモの2頭が該当します。次点のキングカメハメハ産駒はヴァンランディ・ボッケリーニの2頭が該当します。
小倉大賞典に関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
ハンデ戦らしい波乱傾向の強いレース。勝ち馬は上位6人気以内だが、2・3着は伏兵に注意。
内目の枠の成績が良く特に連対率・複勝率ともにトップの1枠に注目。5枠は不振傾向。
スピードのある逃げ・先行馬に注目。
勝ち馬は全て斤量54kg以上の馬から。57kg以上だと好走率が圧倒的。
今回距離短縮となる馬は大半の9勝をあげ、連対率・複勝率も高く好走が目立つ。
好走率の高いディープインパクト産駒に注目。