- 天候は不問とする
- 馬場状態は不問とする
- 過去10年分のデータを提示
この記事の目次
1951年に4歳以上の別定重賞として創設され、当初は4月に中山競馬場の芝2600mコースで行われていました。翌年に負担重量をハンデキャップに変更、1984年にGⅢに格付けされ、幾度かの条件変更の後、2004年から現在の2月東京競馬場の芝3200mコースに定着し、今に至っています。
平地競走では、暮れの中山競馬場・芝3600mで行われるステイヤーズステークスに次ぐ長距離戦であり、春の天皇賞へと名乗りを上げるステイヤーが現れるのか注目の一戦です。
それでは、ダイヤモンドステークスの各種データを見ていきましょう。
まずは、ダイヤモンドステークスが行われるコースを確認しましょう。コースの特徴を知ることは馬券を的中させるための必須条件です。下記より確認してみてください。
負担重量に関しては「ハンデキャップ」となっています。
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1人気 | 6-1-0-3/10 | 60.0% | 70.0% | 70.0% |
2人気 | 1-2-3-4/10 | 10.0% | 30.0% | 60.0% |
3人気 | 0-1-2-7/10 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
4人気 | 1-2-0-7/10 | 10.0% | 30.0% | 30.0% |
5人気 | 0-2-0-8/10 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6人気 | 0-1-3-6/10 | 0.0% | 10.0% | 40.0% |
7人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
8人気 | 0-1-2-7/10 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
9人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10人気 | 0-0-0-10/10 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
11人気 | 0-0-0-9/9 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
12人気 | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13人気 | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14人気 | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15人気 | 1-0-0-6/7 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
16人気 | 1-0-0-5/6 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
【過去10年間】の単勝人気別成績は、上記表の通りです。1人気が【6-1-0-3】で一昨年のユーキャンスマイルら6勝をあげ、連対率70.0%と驚異の数字を残しています。3着以内の好走馬で見ると30頭中28頭は8人気以内(7人気のみ馬券に絡まず)からと、比較的堅め決着の傾向にあります。ですが、昨年16人気1着のミライヘノツバサと、2012年15人気1着のケイアイドウソジンの際はそれぞれ3連単が355万馬券、94万馬券と大荒れでした。それ以外の8年は全て3連単6万未満のため、大荒れなのか堅め決着なのかの見極めがカギとなりそうです。
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1-1-1-13/16 | 6.3% | 12.5% | 18.8% | |
1-0-2-14/17 | 5.9% | 5.9% | 17.6% | |
1-2-0-15/18 | 5.6% | 16.7% | 16.7% | |
0-2-3-13/18 | 0.0% | 11.1% | 27.8% | |
1-0-1-16/18 | 5.6% | 5.6% | 11.1% | |
0-0-0-19/19 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | |
1-2-1-16/20 | 5.0% | 15.0% | 20.0% | |
5-3-2-10/20 | 25.0% | 40.0% | 50.0% |
枠順別成績は、最多の5勝をあげている枠が【5-3-2-10】で勝率25.0%・連対率40.0%と、大外枠の成績が際立っています。それとは対照的に枠が10年間1度も馬券に絡んだことのない死の枠になっています。その他の枠はあまり差がないですし長距離レースなので、そこまで気にする必要はなさそうです。ですので、このレースの相性という意味でも枠と枠には要注目のレースといえます。
また、東京芝3400m全レースの枠順成績(過去10年分)について詳しく書いている記事もありますので、下記より確認してみてください。
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 1-1-0-9/11 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
先行 | 1-2-5-30/38 | 2.6% | 7.9% | 21.1% |
差し | 5-6-4-40/55 | 9.1% | 20.0% | 27.3% |
追込 | 3-1-1-37/42 | 7.1% | 9.5% | 11.9% |
狙っていきたい脚質は差し馬で、最も馬券に絡みやすい脚質となっています。長距離レースであり、合計4回の坂を上るスタミナが問われるため、内をロスなく運んで脚をためた馬の差しが決まるパターンが最も多いです。ペースや展開次第で逃げ馬が残る年もありましたが、基本的には中団〜後方にいる馬の末脚勝負となっています。
斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
〜49.5kg | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
50kg〜 | 0-1-0-5/6 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
51kg〜 | 0-1-1-7/9 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
52kg〜 | 0-1-0-6/7 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
53kg〜 | 1-0-0-14/15 | 6.7% | 6.7% | 6.7% |
54kg〜 | 3-0-6-28/37 | 8.1% | 8.1% | 24.3% |
55kg〜 | 2-2-2-18/24 | 8.3% | 16.7% | 25.0% |
56kg〜 | 1-3-1-18/23 | 4.3% | 17.4% | 21.7% |
57kg〜 | 0-0-0-8/8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
58kg〜 | 3-2-0-4/9 | 33.3% | 55.6% | 55.6% |
負担重量別成績で見ると、58kg以上の馬が【3-2-0-4】で連対率55.6%の圧倒的な数字を残しています。しかしすぐ下の57kg台は8頭全てが馬券圏外に沈んでいます。1kgの差ですが、極端な結果となっているので狙っている馬の斤量は要チェックです。次に好走馬の多い54kg・55kg台は【5-2-8-46】で複勝率24.6%で好成績。ちなみに、大荒れの年の優勝馬2頭(最下位人気とブービー人気)も54kgと55kgでした。
レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
万葉S | 3-2-2-28/35 | 8.6% | 14.3% | 20.0% |
AJCC(GⅡ) | 3-0-0-9/12 | 25.0% | 25.0% | 25.0% |
ステイヤーズS(GⅡ) | 1-2-1-13/17 | 5.9% | 17.6% | 23.5% |
白富士S | 1-1-0-8/10 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
師走S | 1-0-0-0/1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
有馬記念(GⅠ) | 1-0-0-1/2 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
日経新春杯(GⅡ) | 0-1-3-7/11 | 0.0% | 9.1% | 36.4% |
早春S | 0-1-1-4/6 | 0.0% | 16.7% | 33.3% |
箱根特別 | 0-1-0-2/3 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
前走レース別成績で見ると、ステイヤーズSなどの前走GⅡ組の好走が多く、計【4-3-4-29】で複勝率27.5%と好成績を残しています。次に出走数の最も多い万葉S組では、今回の人気がカギとなっています。今回6人気以内なら【3-2-2-8】で複勝率46.7%と好走が目立ちますが、これが7人気以下になると【0-0-0-20】で全く良い所がありません。ですので、万葉S組は今回の人気に注目してみてください。
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 3-3-4-11/21 | 14.3% | 28.6% | 47.6% |
5歳 | 3-2-1-21/27 | 11.1% | 18.5% | 22.2% |
6歳 | 2-1-3-27/33 | 6.1% | 9.1% | 18.2% |
7歳〜 | 2-4-2-57/65 | 3.1% | 9.2% | 12.3% |
年齢別成績で見ると、4歳馬が【3-3-4-11】で複勝率47.6%と断然の成績を残しています。次いで5歳、6歳と年齢が上がるにつれて複勝率は低下しています。ですので、若くフレッシュな馬を狙うのがセオリーとなりそうです。
ダイヤモンドステークスに関するデータをまとめました。馬券を買う際に参考にしたい重要だと思うことを下記に記載しておきますので、馬券の購入の際にご参考にしてみてくださいね。
比較的堅め決着が多いが波乱の見極めがカギ。1人気が6勝で連対率70.0%と驚異の数字。
8枠の勝率25.0%・連対率40.0%が際立っている。6枠は過去に一度も馬券に絡んだことのない死の枠。
中団〜後方からの差し馬が有力。スタミナがあり決め手のある末脚に注目。
斤量58kg以上だと好走率が圧倒的だが57kg台は全滅。54kg・55kg台は好走傾向で穴を開けるのもこの斤量。
前走GⅡ組が複勝率27.5%と好成績。出走数最多の万葉S組は今回の人気に注目で、6人気以内なら好走目立つ。
4歳馬の成績が複勝率47.6%と断然で、年齢が上がるにつれて複勝率は低下。若くフレッシュな馬を狙いたい。